【C-3】 リレーセッション:チームを良くするスクラムの実践
【組織やチームの問題解決どうしていますか?】大友 聡之
スクラムは手段だと良く言われます。では何をするための手段なのでしょうか。ソフトウェア開発で、スクラムを試してみたいがステークホルダーが多すぎて試してみることへのハードルが高いというお話をお聞きします。スクラムはソフトウェア開発のためだけの手段ではありません。非IT企業の組織やチームの運営にもスクラムを使ってみた実例を元に、組織・チームにスクラムを使う方法を注意事項を交えながらお話したいと思います。
【ウォーターフォールからスクラム、そしてリモートスクラムへ 〜サイボウズのスクラムの形〜】天野 祐介
サイボウズでは1年ほど前からスクラムの導入を進めており、ウォーターフォール型の開発プロセスから急激にスクラムに移行しつつあります。ウォーターフォールな現場をスクラムに適応させた事例をご紹介し、さらにサイボウズが目指すチームワークを実現するために、大阪、松山、在宅のリモートメンバーを含むスクラムチームを効率的に運営するための取り組みをお話します。
大友 聡之 [Cafigla LLC.]
Cafigla LLC.
代表
2000年にソフトウェア業界に入り、パッケージソフト、組込みを経てWebエンジニアに。一人目の子供が生まれたことを機に、残業ではなく、もっと開発者もユーザーも家族も皆幸せになるような開発方法が、そろそろあっても良いはずと思い、2009年にスクラムに出会いました。その後、2010年より京都で京アジャ(京都アジャイル勉強会)を有志で行ないながら、現在は非ソフトウェア開発現場にもスクラム導入を行ない、同じチームとなって目標の実現や問題の解決を行う活動もしています。
天野 祐介 [サイボウズ]
サイボウズ株式会社
東京第2開発部
2009年新卒入社。グローバル開発本部kintone開発チームPGリーダー。フロントエンドエンジニアとしてJavaScriptを駆使したUI開発に情熱を燃やし、ツールセットのモダン化やテストフレームワークの整備、React導入などに取り組みました。2015年からはチームリーダーとなり、チームビルディングやコンセプトづくりに注力。現在は生産性のさらなる向上を目指し、スクラムマスターや社内アジャイルコーチとして活動しています。