A-9 07/21 17:20 ~ 18:05
プロダクト作りのトランスフォーメーション

今まさに、 不確実性の高い世の中において、プロダクト開発の「変革」も加速しています。
新型コロナウイルスという未知の大きな変化に対し、職種や役割といった枠を越えた他者との協力が不可欠です。そしてユーザーにどんな価値を届けられるのかも、改めて問い直されているところではないでしょうか。
本セッションではそんな大きな変化の中でどうプロダクト開発をアップデートしたのか、プロダクトマネジメントの知見やスキルが豊富な2社に事例をお話しいただきつつ、ProductZineチーフキュレーターの市谷聡啓さんに、劇的な情勢変化の中でプロダクト開発はどう変化するのか、あるいは変わらないものは何か、お話しいただきます。


【トランスフォーメーション・ジャーニー - 逆境を乗り越えるプロダクト開発】市谷 聡啓
昨今取り巻く環境そのものが日々変わっていく状況において、もとより不確実性の高いプロダクト開発に私たちはどのように取り組んで行けばよいのでしょうか。
加えて、DX(デジタルトランスフォーメーション)の下、経験が十分ではない現場でもプロダクト作りに臨んでいく必要があり、その難易度は増しています。
この時間は、昨今の状況下で、どのようにプロダクト作りを進めていくか、何が変わり、何が変わらないのか、向き合いたいと思います。

【この半年で変わったものと変わらないもの - SaaS開発の現場より】粕谷 大輔
2020年が始まってからの半年間ほどの間に、世界は激変しました。プロダクト開発の現場も例外ではなく、様々な変化を余儀なくされています。わたしたちのチームもメンバー全員が在宅勤務となり開発プロセスにいくらか手を入れることになりました。また、チームの状態を理解するためにいくつかのメトリックを計測したりもしました。本セッションでは、開発現場の変化に対応するため、わたしがどのような仮説をたててメトリックを検証し、また、現場を安定させるためにどのような新しい取り組みを導入したかをお話しようと思います。

【不確実性の高い世界のなかで、非連続な成長を生み出す-プレイド開発チームのチーム・ジャーニー】門脇 恒平
・事業やプロダクトが実現したい世界観に対し、進捗はたったの 0.2 %
・世の中や自分たちにまだ正解がない / 正解は自分たちがつくる
そんな環境の中で、事業やプロダクトに非連続な成長を生み出し続けることに、わたしたちは Try & Error し続けています。
昨今さらに高まる不確実性や世界の急激な変化に適応するために、プレイド開発チームも新たな一歩を踏み出しました。
この半年間で変わったこと/変わらなかったことを中心に、プレイド開発チームが歩んできたチーム・ジャーニーについてお話させていただきます。

市谷 聡啓[レッドジャーニー]

株式会社レッドジャーニー 代表
DevLOVE オーガナイザー

サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。訳書に「リーン開発の現場」がある。著書に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」がある。

粕谷 大輔[はてな]

株式会社はてな
サービス・システム開発本部 Mackerelチーム ディレクター

2001年に大学卒業後、SI、ソーシャルゲーム開発を経て、2014年にはてなに入社。アプリケーションエンジニアとして、サーバー監視サービス Mackerelの開発に携わり、2017年1月より同チームのディレクターに就任。Mackerelの200週連続新機能リリースを牽引した。最近では、社内のスクラムマスターを集めた「すくすく開発会」という枠組みを立ち上げ、会社全体の開発プロセスの改善に取り組んでいる。得意領域はプロジェクトファシリテーション。共著に『Mackerelサーバ監視[実践]入門(技術評論社)』、『開発現場に伝えたい10のこと(達人出版会)』がある。

門脇 恒平[プレイド]

株式会社プレイド
ソフトウェアエンジニア / Head of Engineering

同志社大学大学院工学研究科修士課程修了。2012年に共同創業者兼CTOとして株式会社シェアウィズを起業。2014年に株式会社リクルートテクノロジーズに入社しタウンワーク開発チームのTech Leadを務める。2017年4月にプレイド参画。ソフトウェアエンジニアとしてCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の開発に従事。プロダクト開発チームの生産性最大化にも取り組む。認定スクラムマスター。

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2020年7月20日(月)13時まで受付