スクラムをはじめるときに読む本が、なぜ執筆されたのかという「始まり」に注目して、今後の開発現場で大事になってくることをお伝えします。
たくさんの人のおかげで書籍「Scrum Bootcamp The Book」が7年ぶりに改訂されました。この本の初版が出版された2013年は、まだDXという言葉は広く認知されていませんでした。しかし、増補改訂版が出た2020年では大きく状況は変わっています。今回、それぞれの書籍が出版された2013年と2020年の状況、新たに改訂されたポイント、描かれている開発現場の風景の変化を軸に、今後の開発現場で何が大事になっていくのかを考えていきます。
西村 直人[エス・エム・エス / アジャイルチームを支える会]
株式会社エス・エム・エス / 一般社団法人アジャイルチームを支える会
2005年からアジャイルなソフトウェア開発を実践。エクストリーム・プログラミングとの出会いと株式会社永和システムマネジメントでチーム開発を経験して以来、「アジャイルな開発を通じて、ビジネスとともに成長できるような良いチームを増やしたい」という想いで日々奮闘中。
書籍『アジャイルサムライ』監訳、書籍「Scrum Bootcamp The Book」の執筆をはじめ、「Scrum Boot Camp Premium」などこれからの人に向けた研修やイベント、支援を続けています。