住友商事グループでは多くのDXプロジェクトを推進しており、Insight EdgeによるAIモデルの内製開発を進めています。本セッションでは、このDXの取組から、与信リスク評価と不動産価格予測プロジェクトの事例を紹介します。前者では、売掛債権の回収遅延日数を予測し、催促に活用するための取組みを行なっています。後者では、不動産価格の予測モデルの作成及び精度検証を行い、住友商事の不動産事業における意思決定に活用しています。これらの具体的な事例を通して、Insight Edgeのデータサイエンティストが現場における活用を軸に、どのようにDXを推進しているかについてお伝えいたします。
本セッション枠は、株式会社 Insight Edge様より提供いたします。
新見 佳祐[Insight Edge]
株式会社 Insight Edge
Lead Data Scientist
銀行系システム子会社で、金融エンジニアとしてデリバティブのモデル設計、開発等に携わる。その後、独立系インターネット企業にて、データサイエンティストとして、FXサービスの収益改善業務に従事。大規模データを活用した分散環境上での数理モデルや機械学習等の開発、運用に携わる。2020年5月、データサイエンティストとしてInsight Edgeに参画。住友商事が手がける広範な事業分野におけるDX推進をデータ活用を通して実現。
2015年 北海道大学総合科学院計算化学専攻修了 博士(理学)
梶原 悠[Insight Edge]
株式会社 Insight Edge
Lead Data Scientist
データ分析専業企業にて、業務系システムの分析ロジック部分の受託開発や、分析設計・モデル構築を通じたPoC推進支援などに従事。アクセスログの時系列解析、移動需要予測、ネットワーク異常検知、機器異常検知、行動検知など多岐に渡る案件を担当。2020年6月、データサイエンティストとしてInsight Edgeに参画。DXプロジェクトの企画から実現までのプロセスを分析者として支援する。
京都大学大学院理学研究科 数学・数理解析専攻 修士課程修了。
北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 博士後期課程 (情報科学) 在籍。