人工衛星には、それを制御するためのコンピュータが搭載されており、そこではフライトソフトウェアと呼ばれるソフトウェアが動作しています。このソフトウェアを開発するのはもちろんソフトウェアエンジニアの仕事です。しかし、その開発風景はあまり知られておらず、多くのソフトウェアエンジニアにとって馴染みの薄い存在です。本セッションでは、ウェブ系の企業から転職した私が、人工衛星開発の現場をソフトウェアエンジニアの視点でご紹介します。また、現在私が取り組んでいる、Rustでフライトソフトウェアを書くという挑戦についてもご紹介します。