近年、Webベースのシステムにおいて、マイクロサービスアーキテクチャの採用や、クライアントチャネルが多様化(Webブラウザだけでなく、モバイルアプリやスマートスピーカーなど)により、Web APIをコアとしたアプリケーション設計やそのテストが重要な技術要素となっています。一方で、Web APIレベルの機能テストは、そのAPIの開発エンジニアが兼任することが多く、担当エンジニアがソフトウェアテスト技術に精通していない場合、テスト漏れや効率の悪いテストとなってしまうリスクが高くなります。
本セッションでは、デシジョンテーブルテスト技法を用いたWeb APIテストの勘所と、技法適用を効率化するツール“GIHOZ”について紹介します。
本セッションは、株式会社ベリサーブ様の提供でお送りいたします。
朱峰 錦司[ベリサーブ]
株式会社ベリサーブ
研究企画開発部 サービス開発課 課長
東京工業大学 大学院情報理工学研究科にて計算工学専攻を修了。2009年より大手SIerにて、ソフトウェアテストやアジャイル開発の研究開発や普及展開、案件適用支援に従事。2021年に株式会社ベリサーブ入社。同社で展開中のQualityForwardやGIHOZなどのソフトウェアテスト支援ツール群のプロダクトマネージャーとして、全体的な開発戦略策定や普及展開強化を推進中。社外活動としては、JaSST nano等のソフトウェアテスト関連コミュニティを中心に活動中。
趣味はラーメン食べ歩き。個人twitter上での年末のラーメンまとめツイート「きんぢラーメン大賞」は、togetterでも好評を博す。