通信を活用して遠くの現場をデジタル化する技術、それがIoTです。この単語自体は1999年頃の登場とされていますが、クラウドの普及やハードウェアのイノベーションを背景に2010年頃から話題となり、現在では規模や業種に関係なく活用されています。本セッションでは2015年頃からIoTに携わっているエンジニアとしてIoTの歴史を振り返り、そこから見出すことができる方向性の共有、そして今後も拡大を続ける「Connected ~ つながる」社会を迎えるために、今できる事や準備を皆さんと考えていきます。
本セッションは、株式会社ソラコム様の提供でお送りいたします。
松下 享平[ソラコム]
株式会社ソラコム
テクノロジー・エバンジェリスト
IoTの活用事例を通じて、SORACOMのサービスを企業や開発者に利用いただくための講演や執筆活動を担当。90年代のISP事業支援をキャリアスタートとし、2000年にはLinuxサーバーメーカーにて情報システムやEC事業を担当。2015年からはIoTの事業開発をリードしてメガクラウドとの協業や、省電力通信を活用した先駆的なIoT導入事例に関わる。2017年3月より現職で、登壇回数は延べ400以上。共著に『IoTエンジニア養成読本』(技術評論社)、『公式ガイドブック SORACOMプラットフォーム』(日経BP社)がある。1978年生まれの静岡人、座右の銘は「論よりコード」。