9-E-7 02/09 16:00 ~ 16:40
データサイエンスの無駄遣いと、データサイエンティストが活躍できる組織運営の振り返り

「飲み会で孤立しないためのセルオートマトン」、「休日に会社の同僚と遭遇しないための物理シミュレーション」などこれまで「データサイエンス」を無駄遣いして解決してきた日常の悩みを具体的な実装とともにご紹介します。

また22年4月に、博報堂グループに、Kaggle Masterなど優秀なデータサイエンティスト集団を集めた組織(AaaS Tech Lab)を設立しました。優秀なエンジニアのパフォーマンスを最大化するために、試行錯誤してきた1年間を通じて見つけたTipsを、組織マネジメント観点で振り返ります。「全員参加の開発スタイル/Leader Board」「匿名と投票制度を生かしたフラットなアイデアブレスト」「ゼミとニュースレターによる部会スタイル」など、これまでの組織運営の工夫を赤裸々に共有します。

Ask the Speaker(Q&Aコーナー)を実施する場合は、記載しているセッション終了時間頃より5分程度、同じ配信ページ上で行います。
本セッションは、株式会社博報堂テクノロジーズ様の提供でお送りいたします。

篠田 裕之[博報堂テクノロジーズ]

株式会社博報堂テクノロジーズ
メディアDXセンター データテクノロジー部 部長

ビッグデータ、データサイエンスを用いたマーケティング戦略立案、メディア・コンテンツ開発、ソリューション開発に従事。データを用いたTV番組企画立案・制作、レシピデータ分析に基づいた食品開発、GPS位置情報データを用いた観光マーケティングなどの事例多数。「LINEの既読スルー」、「飲み会の孤立」や「休日における会社の同僚との遭遇」など日常の悩みを機械学習やプロジェクションマッピング、3D物理シミュレーションなど様々なテクノロジーで解決していく実験を繰り返しており、ITmedia「データサイエンスな日常」連載、単著『データサイエンスの無駄遣い』(翔泳社、2021)などにて発表。その他、単著『となりのアルゴリズム』(光文社、2022)など。データ/テクノロジー活用に関するセミナー登壇、執筆寄稿多数。