10-B-1 02/10 10:00 ~ 10:40
目的と抽象化の関係性から分かる、システムの設計精度を高める考え方

ソフトウェアの変更容易性を高めるノウハウとして、モデリングや設計パターンなどのさまざまな手法や、SOLID原則を筆頭とするソフトウェア原則といった、多くの設計指針があります。
ところが、モデリングが上手くいかず実装と乖離したり、単一責任原則などのソフトウェア原則を遵守しようにも、原則をいまいち理解できない、腑に落ちないといったことがあるかと思います。
そこで鍵を握るのが「目的−抽象化」の関係性です。「目的−抽象化」のフィルターを通して見ると、設計の考え方が上手く整理されます。
このセッションでは、システム開発における目的と抽象化の関係性を主軸とした、設計精度を高める考え方を解説します。

Ask the Speaker(Q&Aコーナー)を実施する場合は、記載しているセッション終了時間頃より5分程度、同じ配信ページ上で行います。

ミノ駆動[READYFOR]

READYFOR株式会社
システム基盤部 バックエンドエンジニア

大手精密機器メーカーやクラウドワークスを経て、2021年4月にREADYFORにジョイン。
アプリアーキテクトとしてリファクタリングやドメインモデリングを主軸に、システム設計に従事。
『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』(技術評論社、2022)著者。
悪しき構造が招く凄惨な結末を風刺した『クソコード動画』シリーズの作者。
技術的負債やバグを退治するゲーム『バグハンター2 REBOOT』作者。