API認可にOAuth2.0を、ID連携にOpenID Connect(OIDC)を使うことは、いまでは当たり前の技術選択になり、すでに何回もOAuth/OIDC基盤を構築した経験のある開発者も増えています。一方、そういった方でも、昨今のOAuth/OIDC拡張仕様やベストプラクティスに馴染みの無いケースは少なくないように見受けられます。
本講演では、OAuth/OIDC基盤の構築経験者だけではなく、これから構築に携わる人も対象に、2023年に知っておくべき最新のOAuth/OIDC拡張仕様を概観します。また「OAuth/OIDC Component as a Service」であるAuthleteを活用した、従来のIDaaSやアクセス管理ソフトウェアへの依存とは異なる、自由度が高くコントロール可能な実装アプローチをご紹介します。
森川 将聖[Authlete]
株式会社Authlete
ソリューションコンサルタント
電力会社にて新規事業向けのアイデンティティ管理・認証サービスのシステム担当を経て、2021 年に Authlete へ入社。現在は主に Authlete を利用するお客さま向けのサポート業務に従事。