ChatGPTなどのAIはプログラムをかなりの精度で書いてくれます。そのため、プログラミング言語やライブラリを知っていることの価値は下がっています。そうすると、言語やライブラリによらないプログラミングへの理解が重要になります。
プログラミングの重要な要素に手続きの記述があります。しかし、できあがった手続きに関してアルゴリズムとしてまとまっているものの、どのように手続きを書くかということはまとめられていません。その結果、実務や競技プログラミングなどで「馴れるしかない」といった状況にあるように思います。
このセッションでは、手続きを単純なforループから再帰まで難しさごとに整理して、どこが難しいのか、どのように考えればいいのかまとめることで、AI時代に対応した手続きの実装力を養うヒントをお伝えしたいと思います。