PharmaXのオンライン薬局では、患者の医薬品購入がオンラインで完結するだけではなく、薬剤師もリモートで勤務しております。LLMを活用し、①「処方せん情報からの受付の自動化および疑義照会の自動提案」、②「服薬指導音声からの薬歴の自動生成」、③「薬剤師と患者のチャット提案」などをアプリケーションに実装してきました。このようなテクノロジーの活用によって、薬剤師が対人業務に専念し、創造的に働ける仕組みこそ私達の強みです。 今回はLLMを使った開発で工夫した点や、今後の展望などをお話します。
上野 彰大[PharmaX]
PharmaX株式会社エンジニアリング責任者 PharmaX(旧YOJO Technologies)共同創業者・エンジニアリング責任者。かかりつけオンライン薬局サービス「YOJO」を運営している。YOJOでは、積極的なテクノロジーの活用によって、患者がオンライン完結で医薬品を購入可能な独自のオペレーションを構築してきた。2023年からは積極的なLLMの活用によって、オペレーションの自動化を主導してる。 趣味でエンジニアリング勉強会コミュニティStudyCoを運営。のべ1万人以上が参加する勉強会グループに成長した。