これからのプロダクト開発でより期待されることは何でしょうか。生成AIの進展により私達の環境は大きく変わっています。この先「ムダなものを作らない」「ムダな作り方をしない」というプロダクト作りがより進むことになるでしょう。この流れの中でプロダクトチームが次に向かう段階とは何か。「分かっていることをきちんと作る」から「分からないものを分からないなりに作る」への転換。探索重視のプロダクト開発になると考えています。このセッションを通じて、この仮説を皆さんと一緒に検証していきたいと思います。
市谷 聡啓[レッドジャーニー]
株式会社レッドジャーニー
代表取締役
DevLOVE
サービスや事業についてのアイデア段階の構想からコンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイルについて経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。
訳書に「リーン開発の現場」がある。著書に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」「デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー」「組織を芯からアジャイルにする」「これまでの仕事 これからの仕事」がある。