16-E-1 02/16 10:00 ~ 10:40
LLMで切り拓く完全自動運転の道、エンジニアが創るクルマの未来
LLM・生成AIの出現に伴って、運転シーンの理解・運転行動の決定・運転データの検索システム・車両のデザインまで大きく様変わりし、自動運転技術も大きく変化・進展しています。街中を走る自動車・ロボットが自律的に移動できるようになれば汎用人工知能の実現にも限りなく近づくはずです。
本セッションではチューリング社が開発してきた世界初のLLM自動運転システム・マルチモーダルライブラリ「Heron」・生成AIを使った車両デザインを紹介しつつ、LLM自動運転に関する最新研究事例の紹介・生成AIと自動運転AIの共通点についてアカデミックな観点から詳しくご説明します。
青木 俊介[チューリング]
チューリング株式会社
取締役CTO
米・カーネギーメロン大学 計算機工学科で博士号取得。米国では自動運転システムの開発・研究に従事し、大手自動車会社の自動運転ソフトやサイバー信号機の開発に携わる。2021年より国立情報学研究所 助教として着任し、青木研究室を主宰。名古屋大学 特任准教授・JSTさきがけ研究員を兼任。MITテクノロジーレビュージャパンより35歳未満のイノベーターIU35に選出。現在はチューリング株式会社のCTOとして技術部門を統括。