基幹システムの開発では、品質の確保が難しい等の理由により、
アジャイルの導入が困難だと考えています。
しかし、従来通りのウォーターフォールで進めてしまうと、
ユーザの要望を汲み取れていなかったり、
仕様変更による手戻りで開発が長期化する恐れがあります。
また、出版業界は、これまでの紙の出版物中心のビジネスから、
デジタル化やグローバル化と待ったなしの変革期を迎えています。
これらを踏まえ、基幹システムの開発をウォーターフォール+アジャイルの
「ハイブリッド開発」で対応した事例を用いて、
開発マネージャの私がどのようにリードをしたかをお話しします。
小山 佳祐[講談社]
株式会社講談社
IT企画戦略室 システム部・副部長
2012年に新卒で野村総合研究所に入社。アプリケーションエンジニアとして、証券業界のお客様向けにアプリケーションの設計・開発に従事。総工数20000人月以上、1か月あたり1000名以上が関わるような大規模な開発プロジェクトのマネジメントについても経験。その後、2019年に講談社に入社。現在は社内基幹システムの企画・開発部門に所属し、主に営業支援系システムの企画や、導入時のプロジェクトマネジメントなどを行っている。
■取得資格 情報処理技術者試験(プロジェクトマネージャ)、PMP、ITコーディネータ 他