LLMや画像生成AIの登場により、文章やコンテンツをAIで生成して活用することが一般的になっています。弊社Stability AIでは画像、動画、音楽、LLMを含めた多様な生成AIモデルをリリースしてきました。これらの生成AIモデルを開発するためにはGPUやアルゴリズムだけでなく、研究上の課題を定義し、大量のデータを用意し、効率化とコスト削減にも取り組む必要があります。しかし良い生成AIモデルを作れば事業で成功するわけではなく、ユーザに届けてマネタイズするプロダクトが必要になります。データ収集からモデル開発、プロダクト開発まで携わってきた経験から、生成AIの研究を事業につなげていくための取り組みを成功と失敗の両面で共有します。
澁井 雄介[Stability AI Japan]
Stability AI Japan株式会社
Software engineer
MLOpsコミュニティ
MLOps、データ、インフラ、バックエンド、リサーチエンジニア、テックセールス、ネコ2匹の飼い主。本業のStability AIでは生成AIのためのデータを中心に、AIモデルやプロダクト開発含めていろいろなソフトウェアエンジニアをしています。副業先のmybestとメルカリでは機械学習やソフトウェアのエンジニアをしています。著書に『機械学習システムデザインパターン』、『機械学習システム構築実践ガイド』。