昨今、多くのスタートアップ企業で1人目のQAエンジニアが増え、品質文化の重要性がさらに高まっていると感じます。
私は1人目QAエンジニアとして、プロダクトのコアローンチ前に開発組織に加わり、QAチームを立ち上げ、拡大してきました。初期フェーズにおいては、限られたリソースの中で、変化し続ける環境に適応しながら、プロダクトチームにQA文化を根付かせる必要がありました。
このセッションでは、私が経験したスタートアップでのQAチームの立ち上げから組織と呼べるようになるまでの実体験をもとに、個からチーム、そして組織へと成長するまでを振り返ります。
このセッションを通じて、QAエンジニアの方だけでなく、開発組織にQA文化を取り入れたり、新たにQAチームを立ち上げようと奮闘しているEMやVPoE/CTOの方など、組織として品質保証に取り組みたいと考えている方への気づきを提供できることを目指します。ぜひ一緒に、各社における品質活動や品質文化の浸透について考える機会になれば嬉しいです。
miisan[令和トラベル]
株式会社令和トラベル
Head of Engineering Office / QA Group Manager
2018年よりメルペイにQAエンジニアとして参画し、メルペイコアローンチに携わる。その後Engineering ManagerとしてQAチームを牽引し、プロダクト全体の品質管理やQA組織作りに関わる。2022年から海外旅行予約サービス『NEWT(ニュート)』を運営している令和トラベルの1人目QAエンジニアとしてQAチームを新設。組織拡大に伴い、現在は新たにEngineering Officeを新設し、エンジニアリング戦略や組織作りなどを担当しながら、プロダクト開発組織全体のマネジメントをリードする。