どんどん規模が大きくなる組込みソフトウェアの開発。しっかり設計し、ちゃんと実装し、十分なテストをしたはずなのに、ときに不具合は流出し、重大なインシデントになってしまうケースさえあります。不具合を減らすには、複数の対策の「組み合わせ運用」がカギ。10年前から始めた試行錯誤で見出したコツは「単体の対策では不具合は減らず、複数の対策を連携させることが肝心である」ということでした。直近5年を炎上ゼロ件に抑えている「対策」をモデルに不具合流出の減らし方を考えてみませんか。
新井 雅嗣[ハートランド・データ]
ハートランド・データ株式会社
セールス&カスタマーサクセス部 部長
ハートランド・データ入社後、15年にわたりソフトウェア開発業務に従事。マイコン、DSP、FPGA、PCアプリなど多くの開発案件を手掛ける。その後、現場目線のスピード感ある技術サポートをモットーに全国を駆け回り、ユーザーへのツールサポートを実施。現在は、弊社テストツールの開発最高責任者として培った経験をもとに、開発現場の課題を即解決できるセールスとサポートチームを統括中。