14-D-9 セッション

セッション情報をシェア

14-D-9 02/14 17:00 ~ 18:00
エンジニアリングで目の前の人を幸せに!「ちいさなDX」リレーセッション

  

「DX」というと、大掛かりな取り組みを想像してしまうかもしれません。しかし、現場の課題を理解し、一つひとつ手を動かして解決していくことも立派な「DX」です。このような「ちいさなDX」の積み重ねこそが、世の中をより良くしていく力になるのではないでしょうか。
本セッションでは、IoTに特化した勉強会「IoTLT」や、プロトタイピング専門スクール「ProtoOut Studio」で活躍する方など、多彩なメンバーが登壇。さまざまな業界での試行錯誤を通じて現場の課題を解決する工夫や、エンジニアリングの力で目の前の人を幸せにする取り組みをご紹介します。ぜひ、彼らの挑戦と成果をお楽しみください!

【司会】菅原 のびすけ

プロトタイピングスクール「プロトアウトスタジオ」プロデューサー

スーパーのレジをやっているおばちゃんや居酒屋スタッフなど現場の人が自らアプリ開発などを行うことができるように育成したりしています。テクノロジー教育、研修設計のコンサルティングなども。
デジタルハリウッド大学大学院 非常勤講師 / 日本最大規模のIoTコミュニティ「IoTLT」の主催 / Microsoft MVP / LINE API Experts / IBM Champion

奥瀬 信皓[住友商事]

住友商事株式会社
経営企画部 部長代理

2児の父。子育てと仕事の両立に悩み、子育て支援マッチングアプリのプロトタイプを作って社内起業プログラムに応募。社内外でPoCを実施中。約400人のユーザーからフィードバックを受けながら日々アジャイルに改変、現在はピボットに向けて試行錯誤中。

沖中 優宜[イオン]

イオン株式会社
ICT企画チーム イオンデジタルアカデミー担当

広島県でスーパーの店長として働いている中、現場の人が自ら業務を効率化したり、アプリを自分で作ることで、ボトムアップでDXを推進する大切さに目覚める。現在はイオン株式会社に出向し、グループ内従業員全50万人の現場DXマインドの醸成に挑戦中。

磯根 正[イオンリテール]

イオンリテール株式会社
イオンスマイル事業部

他社で身体・知的障がい者施設の支援員、特別養護老人ホームの介護職、デイサービスの管理者として勤務。
イオンスマイルでは、店舗管理者や営業担当を経て、現在は訓練・教育担当として新店舗の教育や中途入社スタッフの研修を担当。教育の効率化を図るため、動画を活用した学習コンテンツの作成にも取り組んでいる。
また、人時生産性向上の一環として、プロトアウト研修での経験を活かし、送迎支援ツール「HELIOSTRAIL」の試験運用を進めている。

藤吉 千絵[イオンリテール]

イオンリテール株式会社
MySCUE事業部

元は秋葉原家電量販店販売員。結婚後、中途入社でイオンに入社。長らく本社の販促業務に従事していたが、父と祖母の介護経験を得て介護の新規事業に社内公募でチャレンジ。現在も介護育児のダブルケアをしながら、新たなプロトタイプを追求中。

北城 雅照[円徳]

医療法人社団円徳
理事長

東京の足立区に整形外科の病院とクリニックを運営する医療法人を経営しながら、医療者をテクノロジーフレンドリーにし、医療業界のDX化を草の根から変えていく人材を育てる医療者向けプログラミングスクール「ものづくり医療センター」を運営している。

日吉 有為[ハタケホットケ]

株式会社ハタケホットケ
代表取締役

2020年、コロナ禍を機に東京から長野へ移住。知人のお手伝いを通じて稲作を初体験。田んぼの草取りがあまりにも大変なため、仲間と共に除草ロボットを試作。それが県の補助金に採択され本格的に始動。さらにメディアの注目を集め、世の中に必要とされることを実感。やればやるほどシンプルなアイデアがなぜ今まで実現しなかったのかを痛感しつつも、4年の試行錯誤を経てついに製品化の目処が。
農業の現場には、まだまだやりたくない作業が山積のため、次なる自動化ソリューションを続々と開発中。