「DX」というと、大掛かりな取り組みを想像してしまうかもしれません。しかし、現場の課題を理解し、一つひとつ手を動かして解決していくことも立派な「DX」です。このような「ちいさなDX」の積み重ねこそが、世の中をより良くしていく力になるのではないでしょうか。
本セッションでは、IoTに特化した勉強会「IoTLT」や、プロトタイピング専門スクール「ProtoOut Studio」で活躍する方など、多彩なメンバーが登壇。さまざまな業界での試行錯誤を通じて現場の課題を解決する工夫や、エンジニアリングの力で目の前の人を幸せにする取り組みをご紹介します。ぜひ、彼らの挑戦と成果をお楽しみください!
奥瀬 信皓[住友商事]
住友商事株式会社
経営企画部 部長代理
2児の父。子育てと仕事の両立に悩み、子育て支援マッチングアプリのプロトタイプを作って社内起業プログラムに応募。社内外でPoCを実施中。約400人のユーザーからフィードバックを受けながら日々アジャイルに改変、現在はピボットに向けて試行錯誤中。
沖中 優宜[イオン]
イオン株式会社
ICT企画チーム イオンデジタルアカデミー担当
広島県でスーパーの店長として働いている中、現場の人が自ら業務を効率化したり、アプリを自分で作ることで、ボトムアップでDXを推進する大切さに目覚める。現在はイオン株式会社に出向し、グループ内従業員全50万人の現場DXマインドの醸成に挑戦中。
磯根 正[イオンリテール]
イオンリテール株式会社
イオンスマイル事業部
他社で身体・知的障がい者施設の支援員、特別養護老人ホームの介護職、デイサービスの管理者として勤務。
イオンスマイルでは、店舗管理者や営業担当を経て、現在は訓練・教育担当として新店舗の教育や中途入社スタッフの研修を担当。教育の効率化を図るため、動画を活用した学習コンテンツの作成にも取り組んでいる。
また、人時生産性向上の一環として、プロトアウト研修での経験を活かし、送迎支援ツール「HELIOSTRAIL」の試験運用を進めている。
藤吉 千絵[イオンリテール]
イオンリテール株式会社
MySCUE事業部
元は秋葉原家電量販店販売員。結婚後、中途入社でイオンに入社。長らく本社の販促業務に従事していたが、父と祖母の介護経験を得て介護の新規事業に社内公募でチャレンジ。現在も介護育児のダブルケアをしながら、新たなプロトタイプを追求中。