「あのコミュニティに飛び込んでみなければ、今の自分はなかった」。このように、技術を学び、キャリアを築いていく中で、コミュニティとの関わりが人生の転機となった経験はありませんか?
コミュニティとの出会いが、どのように視野を広げ、技術力の向上だけでなく、キャリアを形作り、そして人生を豊かにしていったのか。本セッションでは、5人のスピーカーに自身の経験をリレー形式でお話いただきます。
全国各地で広がりを見せるエンジニアコミュニティ。その可能性や素晴らしさを知ることで、皆さまにとって新たな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
【若手向けITコミュニティを運営する理由】前村 克樹(まえ)[ココカラ勉強会]
若手がITコミュニティに参加することで得られるものは何か、そしてなぜ運営を行っているのか、 自身の経験をもとに、コミュニティが果たす役割についてお話しします。
【わたしと仕事とアジャイルコミュニティ】松尾 浩志[インフキュリオン]
私はスクラムフェス大阪やスクラム道関西など、いくつかのアジャイルコミュニティの運営に関わっています。
いまでは、仕事や生活とコミュニティ活動はお互いに影響を与え合う状況になっており、簡単に切り離して考えられるものではなくなってきました。運営側の目線だけでなく、参加者としても多くの学びやこ゚縁があり、コミュニティに大いに助けられています。
このトークでは、私がコミュニティ活動に関わるようになったきっかけや、継続するために気をつけていること、そして仕事との相互の影響関係などについてお話しします。
【「海外登壇」という選択肢を与えるために 〜Gophers EX】永見 拓人[千葉工業大学]
海外登壇。エンジニアとして大きな強みであり、エンジニアとしての一つのゴールです。ただ、そう簡単にできるものではなく、厚い言語の壁に阻まれ、尻込みする人が多いです。
私は、幸いなことにイタリアで行われるカンファレンスにプロポーザルを通していただき、海外登壇を経験しました。この経験の中で「海外登壇に繋げるため必ず抑えなければいけないポイント」が見えてきたのです。だから私は、日本Goコミュニティにこのメソッドを還元することにしました。
本セッションでは、私が今計画している具体的な取り組みを詳細に説明していきます。海外登壇をしてみたい人、海外登壇者を増やしたい人、必見です!
【偶然 × 行動で人生の可能性を広げよう】新多 真琴(あらたま)[LayerX]
私のこれまでのエンジニアキャリアにおいて、カンファレンスやコミュニティは切っても切り離せない関係です。
今回は「計画的偶発性理論」というキーワードをヒントに、ちょっとの偶然と小さな行動が、私の人生を豊かにした(あるいは狂わせた)事例を通じて、皆さんの未来をどう変えうるかについてお話しします。
何気ない一歩が、明日の大きなチャンスへと繋がるかもしれません。あなたなら、どんな行動を選びますか?
【わたしの“コミュニティへの還元”リレーション】歌丸 杏淑[リンケージ]
「あのコミュニティに飛び込んでみなければ、今の自分はなかった」...私ははじめ、受動的にカンファレンスに参加していました。そして次第に能動的に関わるようになり、コミュニティの外側から内側へと深く関わり、ますます魅力を感じるようになりました。しかし、ふりかえってみると、私の道は周りの人々に押してもらうことで切り拓かれてきました。
この発表では、私の体験をもとにした「人に押してもらう」「人を押していく」“ミュニティへの還元”リレーションについてお話しします。
【司会】鍋島 英莉[翔泳社]
株式会社翔泳社
CodeZine編集部
奈良県生まれ。2019年に翔泳社へ中途入社。現在はソフトウェア開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集・企画・運営に携わる。「Developers Summit KANSAI」オーガナイザー。