AI技術の急速な進化により、既存のSaaS市場に地殻変動が起きています。本セッションでは、「AI時代のプロダクト戦略」について、ITスタートアップの知見を世の中に還元している「Product/AI」の活動から得た国内外の最新事例をもとに、AIネイティブなプロダクトが既存市場をどう攻略し、既存プレイヤーがどう防衛すべきかを議論します。特に、検証済みの市場に対してAIファーストで参入する戦略と、従来型SaaSからAIネイティブへの転換における実践的な課題と解決策について、対談形式で深掘りします。また、今まで市場として存在しえなかった領域の開拓・新規事業の作り方についても議論します。
中出 昌哉[テックタッチ]
テックタッチ株式会社
取締役CPO/CFO
一般社団法人 日本CPO協会
テックタッチでは、「AI Central」(AI技術を活用した新規事業開発を担う専門組織)の事業責任者としてAI戦略をリード。プロダクト戦略責任者(CPO)および財務責任者(CFO)も担う。一般社団法人日本CPO協会の理事も務める。
東京大学経済学部、マサチューセッツ工科大学(MIT)MBA卒。野村證券株式会社にて投資銀行業務に従事し、素材エネルギーセクターのM&A案件を多数手がける。その後、カーライル・グループにて投資業に従事。ヘルスケア企業のバリューアップや、グローバル最大手の検査機器提供会社への投資等を担当。著書に、『やりきる意思決定-生成AIという「人間を超える知性」を従える究極のビジネススキル-』(かんき出版)がある。