コーディングエージェントの進化により、ソフトウェアエンジニアの働きかたが大きく変わりました。
スペック駆動開発(Spec-Driven Development, SDD, 仕様駆動開発)とは、仕様書を「信頼できる唯一の情報源」として、コーディングエージェントにコード生成を委ねる開発手法です。構造化された機能仕様から始まり、それを細分化してソリューションとタスクに落とし込むことで実現します。具体的な文書構造はコーディングエージェントや、対象となるソフトウェアの種類や規模、ドメインによってまちまちですが、実際あらゆる開発現場でベターな構造の発見、プラクティス化が日々模索されているところです。このセッションでは、そんなスペック駆動開発の基本的なアプローチから、もっとも代表的なコーディングエージェントのひとつであるClaude Codeを活用して、明日から使えるたくさんのプラクティスを学ぶことができます。
吉田 真吾[ジェネラティブエージェンツ/セクションナイン]
株式会社ジェネラティブエージェンツ 取締役COO
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株式会社セクションナイン 代表取締役
ChatGPT Community(JP) / LangChain Community(JP) / Serverless Community(JP)などを主催。日本におけるLLMやサーバーレスの普及を促進。「AWS生成AIアプリ構築実践ガイド」(日経BP)共著。「ChatGPT/LangChainによるチャットシステム構築[実践]入門」(技術評論社)共著。「Azure OpenAI ServiceではじめるChatGPT/LLMシステム構築入門」(技術評論社)共著。「AWSによるサーバーレスアーキテクチャ」(翔泳社)監修、「サーバーレスシングルページアプリケーション」(オライリー)監訳、「AWSエキスパート養成読本」(技術評論社)共著。