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19-C-7 02/19 15:20 ~ 15:50
Vibe Coding起点での新機能開発で「あすけん」が乗り超えた壁 ~PdM&エンジニアの新たな共創プロセス~

     

食事管理アプリ「あすけん」では、新機能を企画する際、主に静的なデザインプロトタイプを用いたユーザーインタビューにて価値検証を行っていました。しかし、日々の生活に寄り添うアプリの性質上、日常使いでない形での検証には限界があり、新たな価値創造を伴うプロダクト改善が停滞気味となっていました。

当社はこの状況を打破すべく、非エンジニアPdMがVibe Codingで新機能のβ版を開発・デプロイし、実際のユーザーからフィードバックを得られる「あすけんラボ」基盤をローンチしました。さらに、その基盤で動いているβ版を「動くPRD」として活用し、正式版の設計や仕様をエンジニアがブラッシュアップする開発フローを確立しています。

本セッションでは、この新プロセスでの機能リリースまでに乗り越えた複数の「壁」を具体事例とともに紹介し、AI時代だからこそ実現した「PdMとエンジニアの新たな共創プロセス」についてお話しします。

伊藤 拓哉[asken]

株式会社asken
プロダクト開発本部 AX推進部 シニアプロダクトマネージャー

2014年よりWeb制作会社にてディレクター、広告代理店にてコンサルタントとして活動。食と健康に関する企画アイデアにて予選突破しYoung Spikes DIgital Competition 2017 日本代表を経験。2019年より株式会社askenにマーケターとして参画し、現在はAX推進部シニアプロダクトマネージャー・クリエイティブテクノロジストとして、プロダクト方針の策定や、AIを活用した新機能の企画・プロトタイプ実装を担当。

岩間 良浩[asken]

株式会社asken
プロダクト開発本部 プロダクト開発部 シニアテックリード

NECソリューションイノベータ株式会社でSI案件や自社サービスの企画・開発に従事し、複数プロジェクトで技術支援を担当。 2024年1月に株式会社askenへテックリードとして入社。バックエンドアプリの開発を中心に、エンジニア組織へのAI活用推進やスキル向上施策の企画・実施、システム全体の技術課題解決に取り組む。 「ユーザーに喜ばれてはじめて価値が生まれる」という信念のもと、プロダクト開発に取り組んでいる。