20-A-7 02/20 15:20 ～ 15:50
とっても大きく育ったプロダクトを整頓しよう ～ モジュラーモノリスへ向けた段階的アプローチ方法～
肥大化したプロダクト、カオスなコードベース、リファクタリングが困難……長く運用されたプロダクトが
直面する課題はさまざまです。私が伴走しているプロダクトも同様の状態にあり、機能・ドメインごとに
内部が明確に分離する「モジュラーモノリス」によってその解消を試みました。しかし、巨大かつ複雑な
プロダクトであるため、細かくStepを刻んで進めることにしました。
Step1：単体テストを拡充させリファクタリング基盤を強くする
Step2：機能・ドメインごとに整理し、業務知識の境界線を決める
Step3：DDD（ドメイン駆動設計）の文脈で業務知識をドメインに集約する
Step4：機能を一つのモジュールに集める
ぜひ本セッションで、モジュラーモノリスに向けた整頓の具体例を皆様に持ち帰っていただけると幸いです。
深見 高志[楽天カード]
楽天カード株式会社
プラットフォーム部
福岡を拠点に10年以上エンジニアとして活動し、スクラムと出会いスクラムマスターを経験。
スクラムマスターの経験を経て、社内アジャイルコーチを務めています。
DDD（ドメイン駆動設計）に関するトレーニングを受けたことをきっかけに、この取り組みを組織内に広げたいと考え、現在は開発者寄りのコーチングを行っています。