都内の公務員が使う生成AIプラットフォーム。2025年夏のデブサミでは、このプラットフォーム立ち上げの挑戦をお伝えしました。
あれから現場では仮説で思い描いていた世界観が現実のものになってきています。
法令検索チャットボットを行政職員自らが開発し、異なる専門性を持つ人々が試行錯誤しながら品質とコストを両立させていく──「使う」から「創る」へとシフトした公務員たちの姿。
先端技術を使いやすくすることで社会を変えようとする現場のリアルをお届けします。
橋本 淳一[GovTech東京]
一般財団法人GovTech東京
AI・イノベーション室 室長
前職であるSTORES株式会社では、ビジネスの立ち上げ期から事業開発やプロダクトマーケティングのプロジェクトに従事し、新規プロダクトの立ち上げや事業価値の最大化に貢献。経済産業省や東京都と連携したキャッシュレス推進プロジェクトにも参画し、全国のキャッシュレスインフラを促進するなど、公共のデジタル化の進捗に寄与してきた。2024年1月にGovTech東京へ参画。主に自治体における生成AI活用プロジェクトを担当し、行政における生成AI活用基盤となるプラットフォームのエンハンスメントに携わっている。
石毛 大悟[GovTech東京]
一般財団法人GovTech東京
DX協働本部 区市町村DXグループ シニアスタッフ
東京都に電気職として入都し、水道局や中央卸売市場のインフラ維持管理を担当。情報工学を学んだ経験を行政に生かしたいという思いから、2024年にICT職へ転向。GovTech東京に所属し、最新のWeb技術やクラウド基盤を活用したアプリ開発プロジェクトを経験。現在はその知見を生かし、区市町村向けプロダクト開発に従事し、公共分野のデジタルサービス推進に取り組んでいる。
池田 美結[GovTech東京]
一般財団法人GovTech東京
DX協働本部 区市町村DXグループ スタッフ
2019年、練馬区役所に入庁。福祉部で4年間生活保護業務に携わり、教育委員会で事業者への補助金支払いを2年間担当。「DXって、なんだかおもしろそう!私が担当している業務の仕組みも変えられるかも!」そんな漠然とした好奇心で研修派遣制度に応募、2025年から1年間GovTech東京へ派遣となる。現在は区市町村向けのプロダクト開発に携わっている。