2019年3月に誕生したミツカングループの新ブランド「ZENB」。
食材の皮や芯も可能な限り余すことなく使い、商品化する同ブランドはD2Cで販路を開拓、「共感」を軸に顧客や協業する企業・ブランドと直接つながり、商品ラインナップや体験の磨き込み、新たな食文化の創出に取り組んでいます。
なぜ「ミツカン」という看板を使わずに、未経験のEC進出という術を選んだのか、ブランドを育てる上で大切にしていることや、顧客の声から得た発見などについてお伝えします。
濱名 誠久 [ZENB JAPAN]
株式会社ZENB JAPAN
代表取締役社長
1969年生まれ、広島県出身。営業本部、MD企画部、戦略企画部などを歴任後、株式会社MizkanのCOOに就任。お酢のチカラキャンペーンで需要を大きく拡大することに成功。18年8月から新規事業のプロジェクトリーダーに就任し、ゼロベースからZENBブランドを立ち上げ。現在は、株式会社Mizkan Holdingsの取締役を兼務しながら、株式会社ZENB JAPANの社長として100名超のプロジェクトを束ね、人と社会と地球の健康に貢献するあたらしい食生活を目指すD2Cブランドの拡大に向け邁進している。