昨年9月に「誰も取り残さないサイバーセキュリティ Cybersecurity for All」を掲げた新しいサイバーセキュリティ戦略が閣議決定されました。その後の国際動向やエモテット、ランサムウェア等のサイバー攻撃等、最近の情勢も踏まえて、企業の組織統治、サプライチェーンリスクの観点も含め、我が国のサイバーセキュリティ政策について包括的に解説いたします。
内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)
副センター長 内閣審議官
1991年京都大学大学院工学研究科修了。同年通商産業省(現経済産業省)入省。在韓国日本大使館経済部参事官、資源エネルギー庁電力ガス事業部電力需給・流通政策室長、内閣官房副長官補室内閣参事官、資源エネルギー庁省エネルギー新エネルギー部政策課長、内閣サイバーセキュリティセンター総括担当参事官などを経て、2021年10月より現職。神奈川県小田原市出身。