創薬・開発・製造・市販後とバリューチェーン全体で膨大なデータを扱い、イノベーティブな新薬を創出して患者さんに届けるため「攻めのDX」は製薬企業にとって欠かせません。一方で製薬業界におけるサイバー攻撃の脅威は、他業界と同様に激化の一途をたどっています。アステラス製薬は「守りのDX」であるサイバーセキュリティを「攻めのDX」を推進する必須要素の一つとして位置づけ、積極的に取り組んでいます。本セッションでは、アステラス製薬におけるサイバーセキュリティの考え方やグローバル推進体制、EDRをはじめとするソリューション活用例などを紹介します。
アステラス製薬株式会社
情報システム部長
1992年、山之内製薬株式会社(現アステラス製薬株式会社)入社。2004年合併準備委員会にてIT統合事務局を担当。2008年~2010年英国子会社IT部門に出向し欧州ITインフラ運用のアウトソーシングなどを担当。帰国後に基幹業務システムの開発・運用を統括。2011年10月コーポレートIT部長就任、システム運用委託先のグローバル再編を経て2015年4月にグローバル組織化して情報システム部長に就任(現在)。