B-7 03/14 15:10 ~ 16:00
グローバル規模での「IT×OT」セキュリティ体制構築の鍵とは──横河電機によるDXを止めないセキュリティ

横河電機では、2018年からDXを経営戦略の中核に備え、海外拠点を含むITとOTの統合によるデジタル活用の推進とセキュリティ強化を行ってまいりました。特に2019年からグローバルセキュリティ強化施策の一つとしてセキュリティ監視センター(Y-SOC)の開発、展開を行っています。様々なログやイベント情報を収集し、機械学習による検知プログラムの開発やインシデント検知後の自動化(SOAR)についても取り組んでまいりました。さらに外部向けサービスとして2022年からIT/OT SOCサービスを始めています。本セッションではその展開とOTセキュリティの監視について事例を交えてご紹介します。

塩﨑 哲夫 [横河デジタル]

横河デジタル株式会社
ITインフラサービス事業部 副事業部長

横河電機では、IoT Cloud(Yokogawa Cloud)のインフラ展開とグループセキュリティを担当。インドにてセキュリティ監視センター(Y-SOC)を開発し世界16か所のセキュリティ監視を実現。2022年から商用サービスとして“IT/OT SOC”サービスを展開中。富士通では、情報セキュリティセンター長、クラウドCERT室長を歴任、政府、専門委員会のセキュリティ委員を務める。ソニーGでもグループ全体の情報セキュリティ強化プログラムをリードし、SOCセンターをインドで開設する。