[基調講演］14:30～15:15
「収益を生み出すためのビッグデータ分析+戦略思考」

データの分析・活用からビジネスの収益を生み出すためは、アナリティクスによる科学的、定量的な分析思考に加え、戦略思考が必要です。
データ分析/活用の目的を見据え、自社の「儲け話のメカニズム」と「キードライバー」を把握する。そのための事業構造分析や仮説の検証、データ分析プロジェクトのプロセス、計画づくりと社内体制の作り方について、これまでのプロジェクトの事例を元に解説します。

株式会社ギックス
代表取締役CEO

網野 知博 氏

プロフィール
1998年、慶應義塾大学卒業。SCSK株式会社にて新規事業立案・立上げなどを担当。2004年、アクセンチュア株式会社 戦略グループに転じ、新規事業の戦略立案、マーケティング戦略立案、成長戦略立案など数多くのコンサルティングに従事。2011年、日本IBM株式会社 Business Analytics & Optimizationにてビッグデータを活用した事業高度化に従事。同社退職後、2013年にアナリティクスによる科学的・定量的な見える化と、戦略コンサルティングの肝であるシンセシスのケイパビリティをベースに、再現性のある効果創出を実行支援するサービス提供を目指し株式会社ギックスを設立。

15:15～16:00
データ分析で、お客様のこころをつかむ　～お客様の多様な価値観を理解する為のデータ活用術～

ITやモバイルの普及・進化により、コンシューマの購買行動は大きく変わりつつあります。コンシューマ一人ひとりが、商品に対する豊富な情報を持ち、商品選択、購買の意思決定をする。また、Webやモバイルでのショッピングなど、多様なチャネルを駆使し、時間と空間を超えた、多様な購買チャネルを活用したスタイルが定着する一方で、購買データにSNSや、Twitterなど、顧客の本音との接点情報の分析を加味することで、コンシューマの"気持ち"を知る取り組みも 可能になりつつあります。
本セッションでは、日立が手がけた実証実験の成果も交えながら、データ分析によるお客様の実態理解への取組みをご紹介します。

株式会社日立製作所
ソフトウェア開発本部 ビッグデータソリューション部 主管技師

加藤 二朗 氏

プロフィール
顧客情報分析、マーケティング、セールス、カスタマーサービス等のCRM関連業務、及び 発注、仕入れ、POS、販売管理、MD 等の流通基幹業務全般に関わる業務コンサルティング、関連システムのインテグレーションに従事。現在は、ビッグデータソリューションのコア製品となる、高速データアクセス基盤Hitachi Advanced Data Binder プラットフォームを活用した、業務改革推進のソリューションセールスを担当。今回紹介する、ビッグデータ解析による、顧客価値観を活用した業務改革プロジェクト等を統括、推進。
著書：「成功事例に学ぶCRM実践手法」　（ 2003年：日科技連出版社）

16：10～16：55
[パネルディスカッション］

日立のビッグデータ利活用に関する要件定義や、データ分析・処理などのシステム構築・運営に携わるコンサルタントおよびSEなど各分野の立場から、パネルディスカッションを展開。日立のデータ活用プロジェクトのプロに、CMO代行から戦略コンサルティングまでをおこなうプロ集団として起業したギックスの網野CEOが斬り込みます。

＜モデレータ＞
株式会社日立製作所
ソフトウェア開発本部 ビッグデータソリューション部 主管技師

加藤 二朗 氏

＜パネリスト＞
株式会社ギックス
代表取締役CEO

網野 知博 氏

株式会社日立製作所
ビッグデータソリューション本部 先端ビジネス開発センタ 主任技師

吉田 順 氏

株式会社日立製作所
ソフトウェア開発本部　ビッグデータソリューション部 主任技師

石川 太一 氏

株式会社日立ソリューションズ
ビジネス・アプリケーション本部 ビジネス・アナリティクス部 グループマネージャ

松村 幸治 氏