楽天、ソフトバンクのビジネスを成功に導いたデータサイエンティストが講演!

ビッグデータは今やIT部門だけではなく、ビジネス層にも波及するキーワードとなっていますが、具体的な分析の結果をビジネスにどうつなげるか、意思決定にどのように役立てるかについて、実践をおこなっている企業はまだまだ少ないのが現状です。
このイベントではデータ分析・解析を実際におこない、ビジネスに資する活動をおこなっている方の経験と今後の展望を語っていただくとともに、今後必要になるといわれる「データサイエンティスト」の人材、スキルの要件、またはそれを満たす人材の育成、組織の育み方などについての考えを提示するのが目的です。

基調講演では日本を代表する実践的なキーパーソンに語っていただき、終盤の特別講演では分析を実践する現場の方にリレー形式で事例をご紹介いただく構成となります。


◎基調講演(50分)
インターネット企業 楽天における、顧客満足度を高めるビッグデータ
~ データサイエンティストの挑戦と課題

楽天株式会社
執行役員 楽天技術研究所 所長 兼 ビッグデータ部 副部長

森 正弥 氏

◎特別講演(50分)
ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦
【ソフトバンクを接続率N0.1に導いたデータサイエンス】

[モデレータ]
ITビジネスアナリスト

大元 隆志 氏

  

[スピーカー]
株式会社Agoop 代表取締役社長

柴山 和久 氏


開催概要

イベント名 IT Initiative Day Vol.32 Data Scientist Special
ビッグデータがもたらすビジネス価値とデータサイエンティストの条件
日時 2013年9月25日(水) 13:00 ~ 17:30 受付開始12:30
会場 ベルサール九段
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-8-10
住友不動産九段ビル3F
主催 株式会社翔泳社
協賛 日本オラクル株式会社
マイクロストラテジー・ジャパン株式会社
ウイングアーク株式会社
トレジャーデータ株式会社
参加料 無料 事前登録制

プログラム

13:00 ~ 13:50 基調講演(50分)
インターネット企業 楽天における、顧客満足度を高めるビッグデータ
~ データサイエンティストの挑戦と課題

インターネット企業 楽天におけるビッグデータの実践について、事例を中心に解説します。E-commerceにおけるロングテールについて述べながら、従来のデータウェアハウスを用いたデータ活用と、OSSでの分散処理基盤を用いたビッグデータの違いについて示し、特にどのような組織構成・役割分担・技術戦略によってデータサイエンティストたちの活躍の場を作り出し、顧客満足を高めているかを解説します。また、実際のデータマイニング・商品ランキング・商品サーチの活用事例を取り上げながら、楽天独特の課題についても紹介します。最後は、モバイルの普及に伴う、今後の発展の方向性についても言及します。

楽天株式会社
執行役員 楽天技術研究所 所長 兼 ビッグデータ部 副部長
森 正弥 氏

2006年に楽天株式会社入社。現在は同社の執行役員 兼 楽天技術研究所長、情報技術部 副部長、ビッグデータ部 副部長としてマネジメントおよびデータサイエンティスト戦略に従事。電子情報通信学会データ工学専門委員会 専門委員、しまねOSS協議会 顧問、Rubyアソシエーション評議員、企業情報化協会 ビッグデータ戦略的ビジネス活用コンソーシアム副委員長。2013年日経BP社 IT Pro にて、「世界を元気にする100人」に選出。著作に「クラウド大全」(日経BP社 共著)、「クラウド時代のヘルスケアモニタリングシステム構築と応用」(シーエムシー出版 共著)、「ウェブ大変化 パワーシフトの始まり」(近代セールス社)がある。 

14:00 ~ 14:50 (50分)
エンジニアド・システムズが変えるビッグデータ・アナリティクスの世界

データから新しい知見を導き出し、会社の売上や利益に貢献することが先進的な企業では実践されていると言われている一方、現実には自社のデータ活用の方針について課題を抱えたままの多くの企業が存在します。ソーシャルメディア、センサーデータ、オープンデータと言った扱うことの出来るデータの幅はどんどん膨らんでいます。また、データの利用形態もモバイルやクラウドなど多岐に及んできています。これら膨大なデータを、データサイエンティストのような専門家に頼らずとも、誰もが活用し意思決定していくことは不可能なのでしょうか?本セッションではデータ活用についてオラクルがお手伝い出来ることを情報探索やモバイルのデモを交えてご紹介します。

日本オラクル株式会社
製品戦略事業統括本部 戦略製品&BA推進グループ
担当ディレクター
石家 丈朗 氏

10年間のシステム開発からERPアプリケーション・コンサルを経て、Business Intelligence分野やPerformance Management分野で長きにわたりコンサル、営業支援を経験。現在はBusiness Analytics分野のビジネス推進を担当。

15:00 ~ 15:40 (40分)
Big Data/Cloud/Mobile によりビジネスに新たな価値を見い出す
マイクロストラテジーのプラットフォーム戦略

国内外問わず社会・経済が大きな変革の時代となってきています。その中で、ITテクノロジーも急速に大きな変革を遂げようとしており、企業はその様な環境の中でどの様なITの仕組みが必要かを考えるタイミングにあります。本セミナーでは、弊社が推進するそのITの仕組みとなる情報戦略、"プラットフォーム戦略"についてご紹介いたします。

マイクロストラテジー・ジャパン株式会社
チャネルセールス・ディレクター
吉村 忠 氏

某メジャーBIベンダーの営業責任者を10年以上従事し、その後もBIに関わるコンサルティングや導入に関わる業務に従事、約20年間のBI経験を活かし現在はマイクロストラテジー・ジャパンのチャネルセールスの責任者として活躍中。

15:50 ~ 16:30 (40分)
クラウド、モバイル活用がビジネスを変える!業務現場でのビッグデータ
~事例から学ぶその成功要因と活用実践の人物像~

データは企業における重要な経営資源であり、積極的な活用が求められています。そして、対象となるデータは、業務データからお客様の声などのテキストデータ・センサーデータ・画像データまで、その範囲は広がっています。実際のところはどのようなデータをどのようにビジネスに活用したらよいのか。また、どのような効果があげられるかについて悩まれている企業は多いと思います。このセッションでは、実際の導入プロジェクトの事例から、その成功要因とビッグデータの活用実践を行う人物像をご紹介します。あわせてビッグデータ活用のプラットフォームとして米国トレジャーデータ社との取り組みもご紹介します。
(講演協力:トレジャーデータ株式会社)

1stホールディングス株式会社
データサイエンス統括部 執行役員 統括部長
小島 薫 氏

製造業でのシステム構築、経営企画などに従事した後に、独立系パッケージベンダーに入社。汎用機からオープンシステムまでの基幹系データベースを中心に、データウェアハウス(DWH)、XML関連のサポート、プリセールス、コンサルティング、マーケティングを経験。2005年にウイングアーク テクノロジーズに入社し、技術本部長、マーケティング部長、BI事業部長を経て現在に至る。

16:40 ~ 17:30 (50分)
ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦
【ソフトバンクを接続率N0.1に導いたデータサイエンス】

[モデレータ]
ITビジネスアナリスト
大元 隆志 氏




  

[スピーカー]
株式会社Agoop 代表取締役社長
柴山 和久 氏

2000年 (株)USEN システム開発部次長。国内初となるFTTHサービスの企画開発。VODサービスの企画開発。衛星放送システムの企画開発。2003年 ソフトバンクBB (株)に入社。現在はソフトバンクモバイル(株)、ソフトバンクBB (株)のモバイルソリューション本部情報企画統括部 統括部長。2009年4月より、ソフトバンクグループの1社として(株)Agoopを設立してAgoopの取締役を務め、2013年 代表取締役に就任。