日本企業は欧米企業に比べてマーケティングが弱いと言われていますが、個々のマーケティングプログラムをみると、必ずしもそうとは言えません。むしろマーケティングそのものではなく、その活動をいかにマネジメントするのかという点に差があることを問題視すべきです。このマネジメントを企業規模で戦略的に、全体最適の観点から行うことを、エンタープライズ・マーケティングマネジメントとよびます。属人的ではなく、このような組織としてマーケティングを行う力はグローバルでビジネスする上では必須となります。
ソーシャル・メディア時代が生み出すものは、これまで以上に密接な消費者との対話の機会です。この機会を有効に活用する企業が顧客の支持を得る一方で、活用できない企業はこれまでの支持基盤を失ってしまうリスクを孕んでいます。その成否は、対話の過程で発生する膨大で多様なデータをいかに活用するかにかかっています。本セッションでは、ソーシャル・メディアの台頭によってますます重要性が増しているビジネス・アナリティクス環境がどうあるべきかをご説明します。さらにSASが提供する最新のマーケティングソリューションをご紹介します。
昨今、多くの企業はアナリティクスを志向し、様々なデータを集め、分析を始めています。ただし、アナリティクスは分析結果をアクションに移して、はじめて価値を生み出すものと考えます。 また、一度打ち手を打って終わりではなく、絶え間なく変化する顧客・マーケットに対応すべく、サイクルを回し続け、柔軟性・俊敏性を持つことも大事です。 今回は、アナリティクスを実際のマーケティングアクションに移し、成果を上げた改革事例をご紹介しながら、次世代のデジタルマーケティングについて、お話しさせていただきます。