Googleは一昨年、HTTPS Webサイトの順位を優遇するというロジックを実装しました。これは、SSL証明書を重要情報の入力ページのみに利用する現状から、サイト全体をHTTPS化する「常時SSL」の実装を本格的に検討する時代へと突入したことを意味します。
常時SSLはマーケターの方が特に気になるSEOの観点のみならず、無線LAN環境におけるセキュリティリスクの低減や、開発・運用の簡素化、サイトの信頼性をより分かりやすく利用者にアピールできるなど多くの利点があります。
常時SSLのメリットや実装上の留意点などを、企業のWebマスター経験もあり現役マーケターでもある講演者が、マーケティング担当者の目線に立ってわかりやすく解説します。
中川 就介 [シマンテック・ウェブサイトセキュリティ]
合同会社シマンテック・ウェブサイトセキュリティ
SSL製品本部 ダイレクト・チャネルマーケティング部
大手ポータルサイトの広告営業を担当後、ISPにて4年間に渡りウェブ製作と新サービス立ち上げに従事。日本ベリサイン(現シマンテック・ウェブサイトセキュリティ)入社後はウェブマスタとしてCMS、ログ解析の導入やPKI入門などのコンテンツを立ち上げなどに従事した後、現在はSSL事業のダイレクトマーケティングおよびチャネルマーケティングの責任者。