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【B-9】 事業貢献を実現するカスタマージャーニーの活用方法

顧客接点、顧客行動が複雑化する中で、連続性のあるブランド体験・コミュニケーションを通じた顧客との関係構築が企業のマーケティングにとって重要なテーマになっており、このテーマに対するアプローチの一つとしてカスタマージャーニーマップを活用したシナリオ設計が注目されています。一方で、アプローチしてみたものの具体的な打ち手や成果に繋がらず、半ば失望しているマーケターの声も聞かれるようになりました。本講演では先進企業のマーケティングリーダーをお招きし、どのようにプランニングプロセスにカスタマージャーニーマップを取り入れ、打ち手の設計、成果に繋げようとしているのか。現場で悪戦苦闘している生の声も含めて、このテーマの考察を深めていきます。

モデレーター:菅 恭一 [ベストインクラスプロデューサーズ]

株式会社ベストインクラスプロデューサーズ
代表取締役社長

1998年朝日広告社入社。
仙台支局に勤務後、2001年よりサイバービジネス局に配属。
食品、流通、金融、人材、不動産など多業種におけるデジタルマーケティングの戦略設計、プロデュース業務をおこなったのち、2004年に次世代型デジタルマーケティング組織を起案。
以降10年間のリーダーシップを通じてトリプルメディア領域におけるコミュニケーションプランニングとデータドリブンなマーケティングマネジメントをシームレスに実践する組織基盤を構築。

2015年4月、データドリブン型コミュニケーションシナリオの開発を軸に、デジタル時代の企業と生活者の関係構築を支援するマーケティングプロデューサー集団、株式会社ベストインクラスプロデューサーズの創業に参画、代表取締役社長に就任。
現在、化粧品、飲料、不動産、流通、ソフトウェア、教育、メディアなど国内外企業におけるインハウスマーケティング業務を支援している。

日本マーケティング協会 マーケティング・マスター

橋本 英知 [ベネッセコーポレーション]

株式会社ベネッセコーポレーション
マーケティング・営業本部 本部長

1998年に入社後、ダイレクトメールを中心とした、各種メディアによるセールスプロモーションツールの企画・制作に携わる。
その後、新商品開発、サービス開発、新規事業開発、経営企画を経験後、CMO補佐として、マーケティング戦略・ブランドコミュニケーション・情報基盤・組織人事・コンプライアンス・業績管理などに広く従事。
こどもちゃれんじ事業、英語事業の担当を経て、2015年3月より現職。
社外では、「ダイレクトマーケティング」「ブランドマーケティング」「デジタルマーケティング」領域での活動を中心に、講演・寄稿など多数。

井上 大輔 [アウディジャパン]

アウディジャパン株式会社
マーケティング本部 デジタル&CRMマネージャー

Yahoo! Japanプロデューサー、ニュージーランド航空オンラインセールス部長、LUX/Dove/Liptonなどを手掛けるグローバルFMCG企業ユニリーバでのEC&デジタルマーケティングマネージャーを経て現職。業種や業界、企業の国籍をまたいだマーケティングの実務経験をもとに、IMC・ブランディング・ダイレクトレスポンスと幅広い領域を守備範囲とします。