【A-1】 デジタル時代に対応した組織・人材のあり方

デジタル化が進み、顧客との関係構築のやり方が変わりつつある中、従来型の組織での対応が難しくなっています。既存資産、企業文化を活かしつつ、どのように組織改革および人材開発・育成を進めていけばよいのでしょうか。リーダーたちに聞きます。

橋本 誠一 [キリン]

キリン株式会社
取締役常務執行役員

1978年 キリンビール株式会社入社。営業、マーケティングなどに従事した後、2009年 キリンビール株式会社 執行役員企画部長。2012年 キリンホールディングス 常務取締役。2013年 キリン株式会社設立と同時に常務取締役CSV本部長。2014年よりCMOを兼務、2015年よりキリンホールディングス 常務執行役員を兼務、現在に至る。

富永 朋信 [ドミノ・ピザ ジャパン]

株式会社ドミノ・ピザ ジャパン
執行役員 チーフマーケティングオフィサー

日本コダック(現コダック)、日本コカ・コーラ、西友などでマーケティング関連の職務を歴任。日本コカ・コーラではiModeでコカ・コーラが買える自販機システム「Cmode」の立ち上げを担当。それ以来、「購買=ブランド選択+チャネル選択」という式の解を模索し続けています。西友では同社のイメージを一変させるキャンペーンを連発。ブランドの構造はカテゴリによって違うことに気付き、全てのカテゴリのブランド構築に対応できる方法の開拓に頭を悩ませています。座右の銘はたくさんありますが、今のお気に入りは「過ぎたハンサム休むに似たり」「渾身のアイデアは全てを解決する」。

モデレーター:押久保 剛 [翔泳社]

株式会社翔泳社
メディア編集第2部 部長 兼 MarkeZine編集部 編集長

1978年生まれ。立教大学社会学部社会学科を卒業後、2002年に翔泳社へ入社。広告営業、書籍編集・制作を経て、『MarkeZine(マーケジン)』の立ち上げに参画。2006年5月のサイトスタート以降、MarkeZineの企画・運営を一貫して担当。2011年4月にMarkeZine編集長、2015年4月からはマーケティング/EC/ビジネス領域のメディアを管轄するメディア編集第2部 部長に就任。MarkeZine編集長を務めつつ他メディアのグロースを支援する。また、自社書籍の販促支援を目的とし2015年4月に新設されたマーケティング広報課の課長も兼任している。