企業の一貫性や透明性が重視される昨今。ブランド担当者は消費者の認知だけでなく信頼も得ながらマーケットのシェアを拡大していく必要があります。たとえ日本人の誰もが知るブランドであっても、マーケットが変われば同じ挑戦が求められるのではないでしょうか。
今年誕生56周年を迎える「ポッキー」は、2013年に世界共通のスローガンとして「Share happiness! Pocky」を策定。スローガンに基づく施策をブレずに打ち続けた結果、世界売上を拡大し続けています。
本セッションには、全世界のポッキーの広告を統括する玉井博久氏が登壇。自社のブランド戦略や実行した施策を踏まえ、ブランドメッセージを具体的な施策へ落とし込む方法について語るとともに、新しいマーケットを切り拓きブランドを成長へ導くヒントを提示します。
Glico Asia Pacific Regional Creative & Digital Senior Manager
兼 江崎グリコ アシスタントグローバルブランドマネージャー
広告会社側(リクルート、TUGBOAT)のクリエイティブと、広告主側(グリコ)のブランド構築の両方の経験を生かして、デジタルを活用した顧客体験(CX)を手掛けカンヌライオンズなど受賞多数。2012年より日本のポッキーの、2016年より全世界のポッキーの広告を統括。2017年からシンガポールに駐在し、P&G、ユニリーバ、ネスレ、ロレアル、ペプシコ出身の外国人マーケターたちと広告開発に取り組む。またASEANのECビジネスを3年で20倍以上拡大させる。宣伝会議「オリエンテーション基礎講座」講師。アドタイのコラムニストとして「世界で活躍する日本人マーケターの仕事」の連載を担当。著書に『宣伝担当者バイブル』(宣伝会議)、『「売り方」のオンラインシフト』(翔泳社)。
株式会社翔泳社
MarkeZine編集部
慶應義塾大学卒業後、翔泳社に新卒として入社。約5年間、Webメディアの広告営業に従事したのち退職。ライターとしての活動を経て2021年に翔泳社へ再入社し、MarkeZine編集部に所属。