購買データの分析はよく行われますが、購買=消費者のニーズと同義でしょうか? 私たちマーケターが本当に必要なデータは、消費者が商品・サービスを試した(価値を感じた)瞬間と期待値との差分ではないでしょうか。こうした背景から、ビジネスの現場における「消費者理解」の必要性が高まっています。一方で、誰に、何を聞くかについて戸惑いの声も聞こえます。本セッションでは「ジョブ理論」を例に取りつつ、消費者が求めているものは何かを知るためのフレームワークを掲示し、「消費者を主語にする」取り組みについてご説明します。
株式会社JX通信社
マーケティング・セールス局 マネージャー
龍谷大学法学部卒業後、業務を通じてデータサイエンスの重要性を痛感し、多摩大学大学院で統計学・データサイエンスを“学び直し”。これまでデジタルマーケティングや消費者インサイトの分析業務などに携わる。2020年3月にJX通信社へ入社してからは、SaaS型防災テックサービス「FASTALERT」、ソーシャルリスニング型マーケティングリサーチ「FASTALERT for Marketing」、ニュース速報アプリ「NewsDigest」のマーケティング業務全般を担当。