8-C-7 03/08 15:20 ~ 16:00 芸能プロダクション・アミューズ ファンの真の姿を知るためのデータ活用文化浸透の道のりとは?

     

ポストcookie時代という流れで「1stPartyデータの利活用」の視点が改めて注目されています。しかし、複数のサービスを展開する中で、集まったデータは膨大なれど、統合されず、実用化には至っていない…そんな事態に陥っている企業も多いのではないでしょうか。芸能プロダクション・アミューズもかつてはそうだったといいます。利用者は、ファンクラブやECなど複数のサービスごとに「1会員」として登録されてしまう。これにより、ユーザー体験の最適化が図られていないのみならず、「ファンの『真の姿』が見えない」という声が上がっていたとのことです。
そこで共通ID基盤「A!-ID」を構築。本セッションでは「A!-ID」を有効活用するためのスモールスタートの取り組み事例から、構築した分析基盤の内容、社内の理解・活用を進めるための調整まで、ファンの真の姿を理解するための道のりをお話しいただきます。

モデレーター:内野 明彦 [データマーケター]
プロフィール

データマーケター

ISID、電通、ネットイヤーグループ、ネットエイジなどで、数多くのIT/マーケティングプロジェクトに関わる。ウォルト・ディズニー・ジャパンにてEコマースの立ち上げに関わり、2006年よりオーリック・システムズの取締役としてアクセス解析の新規事業構築を担う。2009年にコンフォート・マーケティングを創業。2015年から個人で活動を開始し、データ活用からマーケティング改善を支援する「データマーケター」として多くの企業に対して戦略・分析・実行支援をおこなう。東京工業大学卒。

鄭 在允 [アミューズ]
プロフィール

株式会社アミューズ
CS事業推進部 部長

大学卒業後、株式会社アミューズに入社。広報宣伝・書籍編集者を経て、数多くのデジタルコンテンツ・アプリを制作。ファンサービスサイトも多数手がける。チケットサービスやライブ配信サービス「LIVESHIP」の立ち上げに従事後、現在は、アーティストサービスの共通IDである「A!-ID」を軸にしたマーケティング実行チームの責任者として、部署を横断したプロジェクトを推進中。