BtoB企業においても、デジタルマーケティングは今や必要不可欠なものとなりました。ただし、デジタルマーケティングを真に有機的なものにし、成果を生み出すには、人的リソースの確保やMAツールの導入だけでは不十分。これまでセールスを担ってきた営業担当者との連携が重要であるものの、この点を解決できていない企業が多いのではないでしょうか。
そこで、本セッションでは旭化成と旭化成ファーマのデジタルマーケティング担当者が登壇。コロナ禍で営業担当者がフィールドセールスの機会を失う中、オウンドメディア「Pharma DIGITAL」を活用してオンラインでの接点を新たに創出しました。
また、営業担当者がPharma DIGITALをフルに活用して、一緒になってリード獲得やナーチャリングをする座組みもできたといいます。今回はそうした今を作る土台になった三つのポイントを解説してもらいます。
旭化成株式会社
デジタル共創本部 CXテクノロジー推進センター長
経営学修士。1994年、旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)に入社。医薬部門(現旭化成ファーマ)に所属し、医療用医薬品営業に従事。その後プロダクトマネージャーとしてマーケティング・営業推進を担当。2012年より市場調査ならびにデータ分析、SFA・BI開発運用の責任者。2020年にデジタルマーケティング組織が発足し、新規SFAの開発とWebサイトの立ち上げをリード。2022年4月より現職。
旭化成ファーマ株式会社
医薬営業本部 デジタルマーケティングプロジェクト デジタルコミュニケーショングループ長
1995年、旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)に入社。医薬部門(現旭化成ファーマ)に所属し、医療用医薬品営業に従事。その後プロダクトマネージャー、営業所長、支店推進業務を経験。2021年4月より医療関係者向けサイトPharmaDIGITALの責任者として従事。