少子化が進み、競争の激化が止まらないランドセル市場。そんな中、セイバンは2023年春に新ブランド「+CEL(セル)」をリリースしました。その立ち上げの背景には、ユーザーのインサイトに裏打ちされたコンセプトの策定とブランド開発がありました。
本セッションでは、セイバンの常務執行役員であり、セイバン・ファミリア・カンパニーの取締役である桒田(くわた)氏が登壇。親と子どものインサイトや嗜好を両面から精緻にとらえた上で、よりブランドの“らしさ”を打ち出すポイントを紹介するとともに、ブランドを立ち上げる際の成功の秘訣や思考方法を事例をもとに解説します。
株式会社セイバン 常務執行役員
セイバン・ファミリア・カンパニー株式会社(ファミリアプリスクール) 取締役
BtoCの事業会社にて様々なブランドビジネスを手掛けた後、少子化による対象ターゲットの減少に直面する老舗ランドセルメーカー・セイバンの経営企画に2018年より参画。同社のミッションである「お子さまとそのご家族の笑顔の創造」をベースにおいた新規事業を「コト」、「モノ」の両軸で開発し、中長期の成長を見据えた事業構造の転換を推進している。