6-C-1 09/06 10:00 ~ 10:40 話題になったあの広告の裏側、KINCHOとシャウエッセンに学ぶ 人に話したくなる広告の作り方

  

近年の広告では、オンライン/オフラインの媒体の属性に関わらず、SNSで話題になることで、大きくリーチを伸ばすケースが見られます。人に共有したくなる広告の発想はどのように導かれているのでしょうか。
「KINCHO」で知られる大日本除虫菊は、3日間かけて新聞の紙面上で広告が小さくなっていく“ダウンサイズ広告”や新聞広告の良さを語る“一方通行の新聞広告”、最近でも紙面が「ムカデ」で埋め尽くされた「LOVEメディア広告」などが話題に。一方、「シャウエッセン」の販売を行う日本ハムは、プラスチック削減のために「シャウ断髪」の広告をクロスチャネルで展開し、公式YouTubeは460万再生、Twitterも4.1万いいねを突破。2023年1月には実際に248トンのプラスチック削減(2022年2月から2023年1月)に成功したと発表しました。
本セッションでは、広告ラボで編集長を務め、話題の広告をウォッチし続けている加藤誠也氏をモデレーターに招き、大日本除虫菊の上山久史氏と日本ハムの長田昌之氏から、バズる広告を作るための考え方、固定概念を覆す発想の源を紐解いていきます。

長田 昌之 [日本ハム]
プロフィール

日本ハム株式会社
加工事業本部 マーケティング統括部 ブランド戦略室兼マーケティング部 部長

1995年入社。業務用営業を担当後、ハム・ソーセージの商品開発及びプロモーションを担当。2023年より現職。加工事業本部の広告宣伝、プロモーション、マーケティングを担当する。

上山 久史 [大日本除虫菊]
プロフィール

大日本除虫菊株式会社
取締役相談役

1956年兵庫県生まれ。京都大学 経済学部を卒業後、株式会社電通を経て、1989年 大日本除虫菊株式会社に入社。1997年 取締役に就任し、翌98年に宣伝・広告担当役員に就任。2023年 取締役相談役として現在に至る。金鳥の代名詞ともいえるユニークなテレビコマーシャルをはじめ、「超難解折り紙」や「ケースバイケース新聞広告」、2022年に読売広告大賞 グランプリを受賞した「いま、いいよね。一方通行の新聞広告」など、話題の新聞広告を手掛ける。

モデレーター:加藤 誠也 [ビズパ]
プロフィール

株式会社ビズパ
ビジネス推進部 マネージャー/広告ラボ 編集長

大手食品メーカーで営業職を経験後、2019年に株式会社ビズパへ入社。主に、スタートアップやベンチャー企業に対するOOHを使った集客支援や広告プラン二ングを担当。面白い広告事例を探しながら街を練り歩く「広告巡礼」が日課で、見つけた広告はSNSで日々発信中(Twitter:@adbrex_)。その他、街中広告のスペシャリストとしてテレビ番組などメディアにも出演しています。