6-B-7 09/06 15:20 ~ 16:00 ヤッホーブルーイングとていねい通販に学ぶ、ファン化につながるコミュニケーション設計

     

昨今D2Cビジネスが盛り上がりを見せる中、流通を挟まない事業構造のみが独り歩きするケースや顧客との関係構築を蔑ろにしたままメディアハックによるスケールを目指すケースが散見され、メーカー事業者が顧客に体験を届け、ブランドを確立する取り組みとしての意義が希薄化している。顧客とのダイレクトなコミュニケーションに企業は何が求められ、何を目指すべきでしょうか?
本セッションでは、D2C事業のコンサルティングを手掛けるペンシルのゼネラルマネージャーをモデレーターに、独創的なアルコール飲料とイベントを中心とした密着度の高いコミュニケーションで多くの熱狂的なファンを獲得するヤッホーブルーイング社、オリジナル商品の販売とその名の通りのていねいなコミュニケーションで顧客と息の長い関係を構築している「ていねい通販」の生活総合サービス社のディスカッションを実施。
「そもそもファンとはどのような顧客なのか?」という前提の考え方から、注視する指標や具体的な取り組み、昨今の生活者の変化に対する想いまで語り合い、ファンづくりにつながる体験設計のヒントを共有します。

モデレーター:関 洋祐 [ペンシル]
プロフィール

株式会社ペンシル
D2C事業部 ゼネラルマネージャー

オンライン語学学習プラットフォームの立ち上げやもつ鍋店経営など事業者側としてデジタルマーケティングを実践してきた一方、その知見を活かし支援者側としてコンサルに従事。2015年ペンシル入社以降は、大手メーカーのECサイトを中心にマーケティング、プロモーション、UI/UX、CRMなど全領域のコンサルティングに従事、多くの成功事例を創出。旧来型ECをD2C転換するためのリブランディングやDXコンサルも増えている中で、にっぽんDtoC応援委員会を立ち上げ、委員長に就任。D2C SUMMIT 2020-2022、Why!? Direct.2023主催

佐藤 潤 [ヤッホーブルーイング]
プロフィール

株式会社ヤッホーブルーイング
よなよなピースラボUnit(CRM設計・CXデザイン) Unit Director

2000年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)に新卒入社。インターネット事業部にて事業の立ち上げや、インターネット事業部の宣伝責任者などに従事。2012年にヤッホーブルーイングに中途入社。通販部門・プロモーション部門・ファンベースマーケティング部門の部門長を歴任。現在はCRM設計・CXデザインを探求する部門にて、オンライン・オフライン問わないファンとのコミュニケーション施策の企画や運営に携わる。著書に『ヤッホーとファンたちとの全仕事』(日経BP)

戸田 良輝 [生活総合サービス]
プロフィール

株式会社生活総合サービス(ていねい通販)
経営管理部 リーダー/ブランド企画部 リーダー

採用から経営計画を担う経営管理部とブランディングやCRMを担うブランド企画部の2部門の責任者。2010年に新卒採用で入社。売上・従業員が倍近く成長する中で、組織改革やブランド戦略を牽引。その過程で、顧客対応の責任者や新商品開発など、幅広い役割を経験し、現在に至る。