コミュニティプラットフォームは規模が大きければ大きいほど“正”と思われがち。しかし、少数精鋭のメンバーに“深く”コミットすることで、初めて得られるインサイトもあります。では、どのようにメンバーを選出し、彼らとどうワークすれば良いのでしょうか?
そんな疑問にクラシエが答えます。『いち髪』や『甘栗むいちゃいました』『漢方薬の葛根湯』など、誰もが耳にしたことのあるブランドを複数擁する同社ですが、「ブランドではなく、クラシエファンともっと交流を深めたい」との想いから、ファンコミュニティ「共想い(ともおもい)カンパニー」を立ち上げました。このコミュニティの特長は、なんといってもファンのメンバーが4人という“超”少数精鋭であることです。
本セッションでは、共想いカンパニーの担当者2人が登壇。コミュニティを有機的なものにするため、参加者をどのようにスクリーニングし、ワーク内容を決めていったのでしょうか。そして、少数精鋭のファンコミュティだからこそ得られるものとは……?
クラシエホールディングス株式会社
経営企画室企画部 兼 CRAZY創造部 部長
トイレタリー部門で営業、マーケティング部門、企画部門を経験し、現在は、クラシエグループ全体の成長戦略、事業計画策定業務の全般を担当。新規事業創出のアクセラレーションプログラムの新規立ち上げ、新規事業プランニング業務全般、企業ファンとの価値創造のコミュニティ設計等企業価値創出のためのプラットフォーム構築を推進。最近では特に、生活者の“個”にフォーカスした企業価値創出に注力し、様々な新たな施策を行っている。
クラシエホールディングス株式会社
経営企画室企画部 兼 CRAZY創造部 課長
トイレタリー部門の商品開発部門に入社、その後プロダクトのブランディングをメインにマーケティング業務を経験し、ホールディングス部門に異動。クラシエグループのコーポレートブランディング、企業理念等の企画管理業務の全般を担当。企業理念から企業広告におけるブランディングをインナーも含めた企画運営を行っている。新規事業プログラムの事務局、クラシエオリジナルの生活者研究チームの運営、クラシエ企業ファン理解のための調査および企業ファンとの共想活動の設計など生活者の”個”から始まる企業の価値創造にトライしている。