マーケティングの高度化にともない戦略の成熟化が進む昨今、あえてセオリーを無視した型破りなアプローチによって、人々の記憶に存在感を植え付けている企業があります。西八王子のきぬた歯科は、近隣地区から程遠い品川などの都心や、埼玉・神奈川などの県外に看板広告を出稿。派手な彩色や院長の巨大な写真が特徴的なクリエイティブは、一度見ると忘れられないインパクトを備えているものの、歯科医院の広告戦略としては前代未聞の点が多いです。
本セッションでは「今のマーケティングでは“狂気”に賭けたところが勝っている」と考えるアナグラムの阿部圭司氏をモデレーターに迎え、きぬた歯科のユニークな広告戦略を貫く哲学やロジックを紐解きます。
アナグラム株式会社 代表取締役
フィードフォースグループ株式会社 取締役
大手アパレルメーカーを経て運用型広告の世界へ。リスティング広告やFacebook広告を筆頭とする運用型広告の領域が得意なマーケティング支援会社アナグラムを創業。その後、フィードフォースグループにグループジョイン後、現役職。
きぬた歯科
院長
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業後、葛西の歯科医院に勤務。その後1996年にきぬた歯科を開業し現在に至る。