三井化学株式会社では、VISION 2030という経営戦略を掲げ、事業継続に不可欠な能力として「人的資本」を重視しています。
VISION2030の達成のため、キータレントマネジメントやグローバルHRISの導入を始めとする様々なグローバル人事施策に取り組んでいます。
今回は、経営戦略と人材戦略の連動について触れた上で、その中の核となる選抜型のキータレントマネジメントだけではなく、 グループ社員の包摂的タレントマネジメントに対して、HRテクノロジーも活用しながらチャレンジされようとしている同社の取り組みについて、実例と共に紹介します。
三井化学株式会社
グローバル人材部 部長
三井化学株式会社にて、ICT関連事業の海外営業・マーケ及びプロマネジャーを経験後、人事に異動。組合対応、採用責任者、国内外M&A人事責任者、HRBPを経験後、人材戦略、キータレントマネジメント、後継者計画、グローバル人事システム導入、グローバルポリシー推進、HRトランスフォーメーション等に従事。2021年4月よりグローバル人材部長に就任し、グローバルレベルでHR機能の強化及び指名・役員報酬制度、企業文化変革にも着手。
課外活動として、副業起業を16年前にスタートし、現在企業コンサルやHR人材育成、キャリア開発、セミナー、パネル、大学院での講義やコミュニティ運営等にも従事。経産省ISO/TC国内審議会委員、経産省CX研究会委員も応嘱。