ノートPC、タブレット端末、スマートフォン等の普及により、またクラウド利用の手軽さから、企業人にとってITの活用は10年前とは比べものにならないほど、進化してきました。これに伴い、情報セキュリティ事故を起こすきっかけもバリエーションに富んできています。 Facebookの投稿で、LINEの誤爆で、会社支給のPCで、私物Macで……事故の芽はありとあらゆるところにあり、また、人間は誰しも、必ずやらかします。 そして中でも対策が難しいのが 「あれ?もしかしてダメだった、、、?」 という 「悪意のないやらかし」 です。
社員の方が、危険な行為を知らないというだけで企業のリスクは上がります。
どのようなケースでセキュリティ事故が起き、その結果、どれくらいの影響を及ぼすのか?
必ず「やらかす」とはいえ、最低限の確率にまで下げるために、我々は何をすべきなのか?
本講座では12の「やらかした」事例を参考にしながら、ビジネスパーソンとしてとして最低限身に着けておくべき、セキュリティの知識を解説します。さらに、本講座では蔵本雄一氏自身によるマネージャーの経験を元に編み出されたスキルセットを伝授します。
デモンストレーションによる、サイバー犯罪の実態を理解していただいたうえで、それをどうやってうまく「説明」するのか? 蔵本氏が2時間ですべてを説明いたします。翌日の会議からすぐに使えるテクニック満載です。
セキュリティ担当者、マネジメントの方だけでなく、すべてのビジネスパーソンにお勧めの講座です。ぜひご参加ください!
●「やらかした!」事例を見る
1. SNSでやらかした
2. マルウェア感染でやらかした
3. 盗難紛失でやらかした
4. ソーシャルエンジニアリングでやらかした
5. 持ち込み、持ち出しでやらかした
6. メールの誤送信でやらかした
7. 捨てたパソコンや紙でやらかした
8. 覗き見されてやらかした
9. ルールを破ってやらかした
10. パスワードでやらかした
11. 古い環境を使ってやらかした
12. 公衆 Wi-Fi でやらかした
●セキュリティ事故の影響と自衛方法
1-1.セキュリティの現状認識と対策方針
・セキュリティの現状
・セキュリティ対策の方針
・4つのフェーズで対策
・サイバー攻撃の費用対効果を下げる対策
1-2.実際のサイバー攻撃を見てみよう
・サイバー攻撃のデモ
・対策のポイント
●総括
Yuichi Kuramoto
合同会社WHITE MOTION
CEO
1社目でアンチウイルスソフト等の開発に携わった後、2005年に2社目となる日本マイクロソフトへ転職し、主に大規模な顧客環境のセキュリティ向上活動に従事。プログラミングやハッキングといった下流の技術要素から、情報セキュリティ監査やコンサルティング等の上流要素まで幅広くカバー。2017年から車載サイバーセキュリティ会社であるWHITE MOTION の CEO として活動中。同時に、Hackademy Project Founder、日本CISO協会 主任研究員、公認情報セキュリティ監査人、CISSP。記事執筆、セミナー講師等、多くの活動を通して、情報セキュリティの普及にも深く携わり、筑波大学非常勤講師等の経験を活かし、人材育成にも精通。