A-6 07/30 16:55 ~ 17:35
データ/アルゴリズムと社会のインターフェースを考える~自動発注/物流システムにおける理論と実践

データやアルゴリズムによって、さまざまな仕組みが技術的に実現可能になっていく中、それを組織や社会にうまく調和させていくことの重要性がますます高まってきています。
本講演では、そうした接点(インターフェース)で何が起きるのか、そして、そこで何を考えるべきなのかについて、AI利用の学術的な背景に基づきつつ、自身が経営者として手がける自動発注事業や研究者として検討を進めている新たな物流システムの経験を踏まえてお話しさせていただきます。

江崎 貴裕 [東京大学先端科学技術研究センター]

2011年、東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。2015年、同大学院博士課程修了(特例適用により1年短縮)、博士(工学)。日本学術振興会特別研究員、国立情報学研究所特任研究員、JST さきがけ研究員、スタンフォード大学客員研究員を経て、2020年より現職。東京大学総長賞、井上研究奨励賞など受賞。数理的な解析技術を武器に、統計物理学、脳科学、行動経済学、生化学、交通工学、物流科学など幅広い分野の問題に取り組んでいる。また、自ら株式会社infonervを立ち上げ、データ活用の社会実装にも挑戦している。

このセッションを追加する(すでにBiz/Zine Dayへ申し込みをされている方)