Biz/Zine Day 2024 Autumnは昨年に続き、「データ×デザインによる両利きの経営」をテーマに開催します。「AI時代の“ヒト中心”のデータ×デザイン」です。
データ分析やデザインリサーチの領域にも、生成AIの影響が現れ、今までヒトがかなりの時間を掛けて行っていた作業のうち、時間をかけずに60~70%ぐらいのクオリティでの量産が可能になっています。では、そのような時代に我々ヒトは、何をすべきなのか。それが今回のテーマである、ヒト中心のデータとデザインです。
Biz/Zine Day 2024 Autumnは終了いたしました。ご参加いただき、ありがとうございました。
JR西日本は、西日本を中心として旅客鉄道等を運営する企業グループとして国鉄民営化以降、非鉄道事業の小売業や不動産開発、ホテル事業などもグループ会社を含めて展開・成長してきました。
2019年、COVID-19による未曾有の経営危機に見舞われ、連結では2500億円の赤字を計上しました。社会が“変容”する中、移動を軸としたビジネスをどのようにレビューし、“データ”の価値を見直し、顧客体験を重視するデジタル戦略に転換してきたか。JTCにおける、KKD(勘・経験・努力)からDIDM(Data Informedな意思決定)への転換ヒストリーをお話させていただきます。
西日本旅客鉄道株式会社 デジタルソリューション本部 戦略企画 課長
2008年JR西日本入社、下関駅の駅員としてキャリアをスタート。企業立病院の建て替え・新法人設立PJ、CVC設立PJに参画し、事業の助走・離陸(立ち上げ)~安定飛行フェーズの請負人として活躍。コーポレート経営戦略部門での全社戦略策定業務を経て、2023年より現職。デジタル戦略推進のコア人材として、戦略面・実務面のマネジメントに邁進中。プライベートでは、娘二人に振り回される日々。
西日本旅客鉄道株式会社 デジタルソリューション本部WESTER-X事業部 課長
株式会社JR西日本イノベーションズ 社外取締役
2005年JR西日本入社、建築計画の技術者としてキャリアを歩み始め、2019年米国MBA留学にてデザイン思考を学ぶ。グループ会社の経営管理部、現場長を経て、2021年よりデジタルソリューション本部にジョイン。技術分野・マーケティング分野におけるデータ活用の推進、(株)TRAILBLAZER設立時のデザインディレクションを担当。2023年より現職。クラフトビールが好物。
株式会社翔泳社 Biz/Zine(ビズジン)編集部 編集長
2014年11月、当時の編集長と共にBiz/Zineを立ち上げ、コンテンツ・プロデューサーに就任。イノベーション/新規事業開発/DX推進/企業変革などのテーマを中心に、WEBメディア「Biz/Zine」を起点にコンテンツ製作に取り組む。2017年4月より、Biz/Zine編集長へ就任し、現在に至る。
AIを活用した生成プロトタイピングの新しい視点を提案します。従来のデザインリサーチはユーザーの中にあるニーズや課題を掘り起こすことが主流でしたが、本セッションではデザインリサーチの単なる効率化ではなく、プロトタイピングの一環として捉え、AIとの対話を通じて動的にデザインを構築していくアプローチに焦点を当てます。デザイナーとAIがともに構築するインサイトを基に、デザイナーがどのように未来の技術利用シナリオを共同で構築していくか、その過程をご紹介します。
本セッションは、株式会社ゆめみ様の提供でお送りいたします。
株式会社ゆめみ CDO兼プリンシパル・プロダクトデザイナー
2021年入社。学生時代に情報デザイン、認知科学、状況的学習論を学び、インタラクションデザイナーとしてキャリアをスタート。次世代製品開発をはじめ幅広くデザインを担当。YUMEMIでは、デザインリサーチ、新規事業開発やデザインシステム構築などの支援を実施する。専門分野はデザインリサーチ、プロトタイピング、情報設計、ワークショップデザイン、デザイン創出手法開発、プロジェクトデザインなど。さらに、立命館大学デザイン科学研究所の客員研究員としてデザイン研究にも携わる。また、GOOD DESIGN AWARD、iF DESIGN AWARDなど数々の国際的なデザイン賞を受賞した製品のインタラクションデザインを担当。HCD-net認定人間中心設計専門家、立命館大学経営学部の非常勤講師、株式会社山と道の組織開発ディレクターも務める。著書に『アフターソーシャルメディア』(2020年、日経BP)、『文化心理学』(2007年、朝倉心理学講座11)。Xアカウント ID:@Lily_nonnon
当社が推進する「データインフォームド」は、データを全く用いずに 勘・経験・度胸(通称:KKD)で判断するのではなく、またデータに全てを委ねて考えることを放棄するのでもなく、データから導き出される発見・示唆を人間の判断の材料として用いる思考法です。あくまでも主役はヒトであり、考え方そのものは非常に“デザイン的”であり、データを主役にするのではなく、人間が主役になる。それが、データインフォームドの本質です。本セッションでは実際の業務改革の事例をご紹介するとともに、まだデータが無い・仕組みが無いといったプレイヤーでも導入可能なデータインフォームドの考え方が分かるWebサービス「マイグル」の導入事例もご紹介します。
本セッションは、株式会社ギックス様の提供でお送りいたします。
株式会社ギックス 執行役員 事業構想ディレクター
鉄道業、航空業、流通小売業、製造業、消費財・製薬メーカーなどの幅広い業界のデータ利活用について、それぞれの会社の状況にあった活用方法・分析提供・組織構築など、「データから施策まで」のあらゆる導入を支援。特に会員組織の活性化に関する知見を有する。
戦略コンサルタントと海外における投資ファンドの経験から、事業構造の把握や戦略策定能力とデータ分析のアセットの有効な活用方法を組み合わせた事業成長の支援を実行。
JR西日本の子会社である株式会社TRAILBLAZER社外取締役を兼務。
近年リクルートでは、さまざまなプロダクトを展開し、事業フェーズやビジネスモデルも多岐にわたるようになっています。
そのような事業状況に対応すべく、デザイン組織は設立当初1グループ10名未満でスタートしたものの、さまざまな変遷や進化を経て、10グループ以上、約100名規模の組織となっています。
本セッションでは、主に事業会社においてデザイン組織を立ち上げたい、立ち上げたもののうまくいっていないといった課題をお持ちの方に向けて企画しました。
リクルートでは、デザイン組織設立の初期段階から、デザイン機能を類型化することで、事業部門に求められる要素とのミスマッチをなくしています。
経営や事業の中核にどのようにデザイン機能を配置したのかを振り返る形で、参加者の方に多くのヒントを提供します。
デザイン組織の設立初期段階から変遷や進化の過程をリードした、同社プロダクトデザイン室デザインマネジメントユニットの磯貝氏が登壇。
後半には、編集部がモデレータとなり、講演内容の中からさらに深堀りするインタビューセッションも実施いたします。
株式会社リクルート プロダクトデザイン室 デザインマネジメント2部 部長(デザインディレクター)
京都工芸繊維大学大学院を修了後、総合デザインファームにて通信キャリアのデザインマネジメントや自治体の公共デザインなど、領域を横断したデザイン業務に携わる。2015年にリクルートに入社し、HR、日常消費、学び領域のプロダクトデザイン業務に従事。現在は、事業横断のデザインマネジメント組織を立ち上げ、デザイン領域に特化したナレッジシェア、コミュニティ化推進をはじめ、組織長としてリクルート全体のデザイン価値向上に寄与する業務を行っている。
株式会社翔泳社 Biz/Zine(ビズジン)編集部 編集長
デジタルプロダクトのデザインと開発においてデータの重要性は疑う余地がありません。定量・定性データを活用することで、設計案の精度向上、市場評価の測定、そしてサービスの論理的な進化が可能となります。しかし、データは万能薬ではなく、その限界を理解することも重要です。
北欧フィンランドに本社を置くReaktorは、この認識のもと、クライアントと共にデータ、デザイン、開発を効果的に融合させ、業界の新しいスタンダードとなり得るデジタルプロダクトの開発に携わっています。
本セッションでは、国内外の事例を交えながら、データ活用を超えたアプローチと具体的な成果をご紹介します。
本セッションは、Reaktor Japan株式会社の提供でお送りいたします。
Reaktor Japan株式会社 Service Designer
大手外資系ソフトウェア企業、コンサルティングファームで10年以上、デジタルプロダクト開発プロジェクトに携わる。
Certified Scrum Product Owener。2018年からReaktor Japanに入り、アジャイル開発手法の導入やユーザー視点でのサービス設計を支援。
Reaktor Japan株式会社 Product Designer
制作会社からインハウスまで、B2BからB2C、ソニーと Walt Disney Companyでの仕事経験あり。
哲学、脳科学、心理学でデザインシンキングアップ。循環経済工学設計認定。
2022年に Reaktor Japan に入社し、リーンUXとアジャイル開発の手法によるプロダクト品質とチームコラボの向上を支援している。Certified Scrum Product Owner。
トヨタ自動車におけるDX推進施策の柱として、人財の育成・リスキリングに取り組んでいます。その具体的な取り組みが、デザイン人財の育成です。この施策をリードする「デジタル変革推進室」から、軸丸氏、藤野氏が登壇し、トヨタのDX推進の経緯や今までの取り組み内容や成果、リスキリングや人財育成における評価につながるKPIなどを紹介させていただきます。
後半はモデレーターが加わり、Q&Aセッションを会場とインタラクティブに行います。
トヨタ自動車株式会社 デジタル変革推進室 主査(担当部長)
トヨタ自動車の品質保証部門で市場技術問題の早期発見/早期解決を担当後、経営企画部門で会社ビジョン、事業継続マネジメント、コネクティッド戦略、車両データ活用等に従事。
2021年1月にデジタル変革推進室を立ち上げ、デジタル人財育成や「次の百年も産業報国し続けるための会社変革」を実行中。
トヨタ自動車株式会社 デジタル変革推進室 デジタル人財育成グループ 主幹(担当課長)
金融系システム会社入社後、国内製造大手のIT子会社/営業本部/IT部門で15年を過ごす。サーバとPCの管理に悩み、サーバ仮想化とVDIを実践した結果、仮想化とEUCソリューションが日本を変えると確信し、2013年よりVMwareへ。2021年10月、トヨタ自動車 デジタル変革推進室 DIG ( ディグ: Digital Innovation Garage ) の立ち上げから参加。現在は主幹として出向し全社的なDXの推進のための組織変革、およびデジタル人財やデザイン人財の育成と評価の仕組みづくりに従事している。
株式会社翔泳社 Biz/Zine(ビズジン)編集部 編集長
Biz/Zine Day 2024 Autumnでは全セッション終了後に懇親会を開催いたします!懇親会ではスピーカー挨拶などを用意しており、
・来場者の中心になる、DX推進に関わる方々
・デザイン組織やデータ分析組織所属する方々
・プロダクトマネージャー
など参加者同士の交流も行っていただくことができます。
飲食や勧誘などを主目的とした参加は固くお断りします。発見次第、その場でご退場いただきます。
【開催概要】
■会場:大崎ブライトコアホール
■参加費:無料
■定員:50名 ※主催側の都合、または定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
【留意事項】
※本イベントは参加無料(抽選、事前登録制)となります。事前登録の締切後、当落に関するメールをお送りします。
※セッション終了後、懇親会準備まで30分ほどお時間を頂戴いたします。
※主催側の都合により懇親会内容の一部が変更となる場合がありますので、ご了承願います。
※定員に達し次第、申し込み受付を締め切らせていただきます。
※懇親会のみの参加はできません。必ずBiz/Zine Day 2024 Autumn他セッションとあわせてご参加ください。
※20歳未満の方、お酒がNGな方、車を運転される方は懇親会受付時にお申し出ください。
名称 | Biz/Zine Day 2024 Autumn |
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日時 | 2024年10月30日(水) 13:00-19:05(予定) |
会場 | 大崎ブライトコアホール 〒141-0001 東京都品川区北品川5丁目5-15 大崎ブライトコア3F ※JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン/りんかい線の大崎駅「南口改札」を出て左、「新東口」方面に直進、以降、道なりです。 駅コンコースからエスカレーターで地上に降り、目黒川を渡って1ブロックです(駅から約徒歩5分)。 |
主催 | 株式会社翔泳社 Biz/Zine編集部 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
注意事項 |
・ご登録いただいた方には、イベント当日受付時に必要な【参加証】などのご案内を、10月28日(月)17:00ごろにメールにてお送りいたします。 ・参加申込をいただいた方でも、参加対象ではないとみなされる場合には、イベント当日も含め、主催者側の独自の判断により参加をお断りさせていただくことがあります。詳細はこちらをご覧ください。 ・座席は先着順となります。 ・本イベントは、会場でのリアル開催のみとなります。オンライン配信はございません。 ・イベントへの参加には、事前登録が必要となります。 ・企業に所属されている方は、所属企業のメールアドレスでご登録ください。 ・お申し込みされたご本人様のみご参加いただけます。代理でのご参加は出来ませんので、あらかじめご了承ください。 ・プログラムの内容・講演者などは都合により予告なく変更する場合があります。 ・座席は先着順となります。混雑が予測されますので座席は詰めてご利用ください。また、立ち見となる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。 ・再入場、途中の入退場が可能でございます。 ・会場内にクローク、荷物預かり所はございません。大きなお荷物のお持ち込みはお断りする場合があります。 ・イベント内容の録画、録音については固くお断りさせていただきます。これらの違反が発覚した場合、法的措置を取らせていただく場合もございますのでご注意ください。 ・場内誘導、座席の確保等について特別な配慮をご希望の方は、当日受付にてご希望の内容をお知らせください。 |
本イベントでは、すべての参加者、スピーカー、スポンサーとスタッフはイベント開催中およびその前後を含め以下の行動規範に従うことへの同意を必要とします。主催者はイベント開催を通じてこの規範の実施を徹底します。私達主催者は誰にとっても安全な環境を確約するためにすべての参加者が協力することを期待しています。
全員がハラスメント行為なく、本イベントに参加し体験できる環境の提供に最善を尽くします。私達主催者は、イベント参加者によるあらゆるハラスメント行為を一切許容しません。
ハラスメント行為には、言葉による性別、性的指向、障碍の有無、外見、身体の大きさ、人種、民族、国籍、宗教に関する攻撃的なコメント、公的空間での性的な映像表現、意図的な威力行為、ストーキング、つきまとい、写真撮影や録音によるいやがらせ、トークやその他のイベントに対して繰り返して中断しようとする行為、不適切な身体接触、そして望まれない性的な注意を引きつける行為を含みます。
他者を傷つける・苦痛を与える・不利益を与える言葉や行為、映像表現を使うことは会場およびイベントに関連するいかなる場でも不適切であり、その適用範囲は発表やトークの内容、ワークショップ、展示、関連パーティー、SNSやその他のオンラインメディアでの発言を含みます。これらのルールを破ったイベント参加者は、主催者の判断によって、会場中の行動を制限されたり、参加費(協賛金)の返却なく、本イベントからの追放処分を受けることがあります。
この行動規範は「会議での行動規範」をべースに改修し、Creative Commons Attribution 3.0 Unported Licenseでライセンスされています。