「顧客体験価値ランキング」第一位の丸亀製麺をはじめ、様々な飲食ブランドを運営するトリドールホールディングス。同社では2019年よりDXを積極的に推進してきました。キャッシュレス決済やアプリの導入などを通じた顧客の利便性向上はもちろん、POSシステムの入れ替えやAIを用いた需要予測システムの構築によって従業員の体験価値も向上している点が、同社のDXの特徴です。
本セッションには、同社のDXをリードするCIO/CTOの磯村康典氏が登壇。「食の感動体験で、この星を満たせ」というスローガンに紐づき、従業員のエンゲージメントを高めることで顧客体験を向上していくDX戦略を語ります。
株式会社トリドールホールディングス
執行役員CIO/CTO兼BT本部長
富士通株式会社へ入社してシステムエンジニアとしてのキャリアを開始。2000年にソフトバンク株式会社(現 ソフトバンクグループ)へ入社し、イー・ショッピング事業(現 セブンネットショッピング)のECシステム開発・運用責任者を務める。2008年に株式会社ガルフネット 執行役員へ就任し、飲食業向け業務システム開発責任者、ITアウトソーシングサービス責任者、営業責任者を歴任。2012年にOakキャピタル株式会社(現 UNIVA・Oakホールディングス) 執行役員 事業投資部長へ就任し、ハンズオンによる投資先企業の経営再建やバリューアップに従事。 2019年に株式会社トリドールホールディングス 執行役員CIOへ就任。シェアードサービス子会社の代表取締役社長の兼務を経て、現職に至る。2022年に日本オムニチャネル協会 フェロー就任。2024年Forbes Japan CIO AWARD 2023-24 ITシステム賞を受賞。