ロート製薬CIOの樋口 正也氏は、IBMでクラウド事業の立ち上げやWatson事業に携わったのち、LINEグループやベイシアグループでCDOを歴任。国内外の企業におけるDXのユースケースに精通した人物です。一方ミスミグループ本社CIOの清水 新氏は、アクセンチュアで培った戦略コンサルティングの手腕を活かし、ミスミの事業・基盤をデジタルで変革しています。
IT畑とストラテジー畑で経歴は異なりますが、二人が共鳴する“DXの理想”があるようです。本セッションでは二人を招き、次のような問いについて議論します。
・海外のリーダー企業におけるDXと日本企業のDXは何が違う?
・小売、メーカー、卸売……業種別に見るDXの特色は?
・PoC止まりのDXから脱却し、ブレイクスルーを生み出すためには何が必要?
・スペシャリストとして老舗企業に入り、どのように経営を変えている?
パネルディスカッションを通して、参加者の皆さんが自社のDXを次のステップに進めるためのヒントを示します。
株式会社ミスミグループ本社
専務取締役・CIO
アクセンチュア株式会社で戦略コンサルティング部門の統括責任者を務めた後、複数企業の社外取締役を歴任。2020年より株式会社ミスミグループ本社社外取締役、2024年に専務取締役・CIO。長年の戦略コンサルタントの経験と知識に加え、同社の事業や基盤のデジタル改革をけん引する司令塔組織のトップとして、全社DXを推進。
ロート製薬株式会社
Chief Information Officer
1971年新潟県生まれ。京都大学工学部卒業後、IBMで26年間に渡り最先端のテクノロジー分野で16に渡る事業を歴任、研究開発、新規事業、事業戦略、NY本社赴任、311東北大震災復興支援、クラウド、AI/Watson、デジタルマーケティング、EC、サプライチェーン、アライアンス、スタートアップ支援など多岐に渡る事業に関わる。2019 年より LINE グループのトラベル事業にて執行役員 CDO、 2021 年 7 月よりカインズ、ワークマンなど 30 社を傘下に持つベイシアグループに執行役員, グループ CDO/CIO と して参画し、2022 年 9 月よりベイシアグループソリューションズを設立し代表取締役社⻑を歴任。 2024年より現職。
株式会社翔泳社
Biz/Zine編集部
慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、翔泳社に新卒入社。約5年間、Webメディアの広告営業に従事したのち退職。ライターとして活動。2021年に翔泳社へ再入社し、MarkeZine編集部に所属。2025年4月よりBiz/Zine編集部。